2012 Fiscal Year Annual Research Report
高齢者の筋の同時活動戦略に着目した新たな姿勢制御能力改善プログラムの創出
Project/Area Number |
24800072
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Research Institution | Kyoto Tachibana University |
Principal Investigator |
永井 宏達 京都橘大学, 健康科学部, 助教 (00633348)
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Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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Keywords | 姿勢制御 / 筋活動 / 同時活動 / 高齢者 / バランス |
Research Abstract |
本研究では、高齢者の姿勢制御時の筋の同時活動に着目し、同時活動の姿勢制御課題特性やバランス能力に応じた適正同時活動量を解明することを目的として研究を実施している。具体的な目的としては、(1)高齢者の姿勢制御場面における筋の同時活動の肯定的側面と否定的側面について、姿勢制御課題別に明らかにする。(2)身体機能に応じた適度な同時活動量を姿勢制御課題別に明らかにすること。の二点を挙げている。その二点を明らかにするために、高齢者を対象としたデータ収集を進めている段階である。 研究の進捗状況としては、予備実験を終え、被験者をリクルートした本実験を開始しているところである。予備実験の段階で、同時活動の増大による姿勢制御能力の低下が傾向として観察されており、仮説を支持する結果が得られる可能性がある。目標症例の60名に対して、現在10名の測定が完了しており、当初のスケジュール通りに研究が遂行している。今後症例のリクルートを継続して実施し、目標人数に到達させるとともに、測定データの分析を並行して行うことで、高齢者における姿勢制御の特徴と、姿勢課題環境に則した最適な姿勢制御の解明を進めていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
現在、予備実験を終え、被験者をリクルートした本実験を開始しているところである。目標症例の60名に対して、現在10名の測定が完了しており、当初のスケジュール通りに研究が遂行している。今後症例のリクルートを継続して実施し、目標人数に到達させるとともに、測定データの分析を並行して行うことで、高齢者における姿勢制御の特徴と、姿勢課題環境に則した最適な姿勢制御の解明を進めていく。
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Strategy for Future Research Activity |
これまで同様に被験者のリクルートをすすめ、データを蓄積していく。現在の予定では、8月にはデータ収集を終え、その後解析作業を進めていく方針である。
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