2013 Fiscal Year Annual Research Report
1760-1840年におけるマレー海域の動態:ヒトとモノの移動と「近代」
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24820030
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
太田 淳 広島大学, 文学研究科, 准教授 (50634375)
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Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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Keywords | マレー海域 / 貿易 / 海賊 / 移民 / 国際研究者興隆 / カナダ / オーストラリア |
Research Abstract |
平成25年4月から9月頃まで、下記の2論文に対する外部査読コメントに対応するためデータ再分析に取り組んだ。これらはそれぞれ、Mizushima and Souza (eds.), Place, Space and Time: Asian Hinterlands and Political Economic Development in the Long Eighteenth Century (Leiden: Brill), pp. 142-164; Lucassen and Lucassen (eds.), Globalising Migration History: The Eurasian experience (16th-21st centuries) (Leiden: Brill), pp. 180-214 で出版された。 また、国際会議 “World History for Current Issues” を企画し、カナダ、オーストラリアの研究者と連絡を取り合って準備を進めた。10月に東大東文研で開催した同会議では、本研究の焦点である移民や貿易について海外の研究者と意見交換した。 11月には、京大東南アジア研究所図書館において図書資料の調査を行った。 以下の国内各地の研究会に参加し、意見交換を行った。12月に立教大学アジア地域研究所で、本研究の成果報告となる発表を行った。同月、東南アジア学会研究大会で、本研究の内容に関連するセッションで意見交換を行った。1月には京大東南ア研で行われたオランダ語資料に関する研究会で、本研究で調べた内容に基づいてコメントした。2月には同研究所でマレー海域の商品連鎖と社会のつながりに関して、本研究の成果に基づいて報告した。 2月には西カリマンタン地方において聞き取り調査を行った。その結果、19世紀初めに台頭した小国家を人々が記憶し、その遺物を大切にしていることを確かめられた。3月にはオランダで資料調査を行った。これらの調査結果を踏まえて、3月に南山大学アジア太平洋研究所において、貿易が西カリマンタン社会に与えた影響に関して報告した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)