2013 Fiscal Year Annual Research Report
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24830097
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| Research Institution | Kanagawa University |
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Principal Investigator |
前原 吾朗 神奈川大学, 人間科学部, 准教授 (90401934)
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| Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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| Keywords | 弱視 / 輝度コントラスト / 眼間抑制 |
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| Research Abstract |
弱視患者の輝度コントラスト検出閾を異なる刺激呈示条件の間で比較した。刺激呈示条件には①一方の眼を遮蔽した状態での単眼呈示、②両眼を開けた状態での単眼呈示、③両眼分離呈示の３条件があった。一方の眼を遮蔽した状態での単眼呈示においては、左右の眼の間には大きな閾値差は見られなかった。単眼のみが刺激された状態では、弱視眼でも健眼と同様に輝度コントラストを検出できたといえる。このことは、弱視症状を検討する際には、片眼遮蔽の状態ではなく両眼開眼した状態でのテストが望ましいことを示唆している。両眼を開けた状態での単眼呈示では、刺激呈示眼でない方の眼にも呈示領域の枠線などは見えていた。こうした状況では、多くの実験参加者に共通して若干の閾値上昇が見られた。両眼分離呈示（左右の眼に異なる刺激が呈示される）条件における閾値データは、弱視眼においても刺激の検出が可能なグループと、弱視眼では検出が不可能なグループの２つに大別できた。これは弱視症状の重さを反映していると考えられる。どのような原因が２つのグループの閾値差を生じさせているかを分析することで、弱視のメカニズムについての示唆を得ることができるだろう。
弱視研究を行うにあたっては、眼科医との連携は不可欠である。上記の研究の実施と並行して、他大学との共同研究関係の確立も行った。国内では川崎医科大学、海外では University of Waterloo (カナダ) と、本事業終了後も共同して弱視研究を実施していくことで合意した。
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| Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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| Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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