2012 Fiscal Year Annual Research Report
家族支援に向けた児童思春期精神看護継続教育プログラムの検討
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24890038
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
井上 万寿江 千葉大学, 看護学研究科, 助教 (60638815)
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Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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Keywords | 児童思春期精神看護 / 家族支援 / 教育ニーズ |
Research Abstract |
本研究の目的は、児童思春期精神科病棟における家族支援に向けた看護継続教育プログラムを検討することである。平成24年度は、看護師の家族支援の現状や学習ニーズを明らかにするために、児童思春期精神科病棟に勤務する看護師を対象に、半構造化面接を実施し、内容分析を行うことであった。 2施設の児童思春期精神科病棟で2年以上勤務する看護師のうち同意を得られた者(17名)に対して面接を行い、内容分析を行った。参加者から得られた学習ニーズとしては、「家族心理教育・家族SSTといった家族同士が話し合える場の提供に関する知識・技術」「親のための気分転換・ストレス軽減方法に関する知識」「家族心理の理解と対応」「コミュニケーションスキル」「家族機能・多様化する家族形態の理解および情報収集・アセスメント・支援の方法」「子ども・家族・看護師の関係性」「多職種・関係機関の連携」「入院前・中・後の継続支援についての知識」「社会資源を活用するための知識」など11項目が抽出された。この研究結果の一部をWorld Psychiatric Association International Congress 2013で発表した。 本研究成果の意義は、家族支援に焦点を当てた看護継続教育プログラムを開発することによって、関係職種・関係機関との連携を強化するとともに看護職による家族支援の向上を促すことにある。結果として、子どもの長期入院や再入院の防止につながると予想される。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
初年度の目的は、児童種春期精神科病棟に勤務する看護師による家族支援に関する調査を行うことであったが、当初の予定よりもインタビュー時期が遅れたため分析結果がでるまでに時間を要した。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、学習ニーズの背景となる家族支援の現状について分析を行っている。今後は、インタビュー結果および文献をもとに教育ニーズを明らかにし、教育プログラムの内容の検討を行う予定である。当初の計画通り、研究目的が達成できる見込みである。
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Research Products
(1 results)