2013 Fiscal Year Annual Research Report
訪問看護ステーションの最適な管理方法、および人員体制の探索
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24890055
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
成瀬 昂 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90633173)
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Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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Keywords | 訪問看護ステーション / ワークエンゲージメント |
Research Abstract |
訪問看護ステーションの管理・人員体制が訪問看護師のワークエンゲージメントに関連する媒介変数として、Relational coordination(職員間の協同関係の良さ)があると考えた。平成25年度、「連携」を「チームワークの結果,チーム構成員が一緒に何らかの行為を行うこと、もしくはその行為を行う過程」と捉え、「関係者との連携しやすさ」を測定する尺度として、日本語版Relational coordination尺度を作成し、信頼性と妥当性を検証した。Relational coordination尺度は、どのような職種や個人から構成されるチームであっても、その時の回答者と周囲とのチームワークを評価できる自記式の尺度である。 宮崎県内の全訪問看護ステーションに勤務する全訪問看護師を対象に自記式web調査への協力を依頼し、199名(回答率62.6%)の回答を得た。その結果、訪問看護師の評価によれば、同僚の看護師、居宅介護支援専門員、利用者(家族を含む)、訪問介護職員、主治医、の順に連携しやすいこと、彼らとの間の連携しやすさは、いずれも訪問看護師のワークエンゲージメントの高さに関連していることが明らかになった。地域の職種間連携促進は、訪問看護ステーションの管理体制改善に貢献する可能性がある。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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