2012 Fiscal Year Annual Research Report
エネルギー代謝調節因子は骨代謝を制御し、骨と糖代謝を結ぶ重要な因子となりうるか?
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24890129
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Research Institution | Shimane University |
Principal Investigator |
金沢 一平 島根大学, 医学部, 助教 (50452553)
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Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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Keywords | AMPK / 骨芽細胞 |
Research Abstract |
骨芽細胞特異的AMPKノックアウトマウスを作製するプロトコールを作成し、島根大学の動物実験専門委員会と組み換えDNA実験についての申請を行い、許可を得た。その後、 AMPK flox/floxマウスとOsx-CreTG/+マウスを米国ジャクソン研究所より購入し、系統維持のためにマウスを繁殖させた。骨芽細胞特異的AMPKノックアウトマウスを作成するために、AMPK flox/floxマウスとOsx-CreTG/+を交配させ、AMPK flox/+;Osx-CreTG/+マウスを得た後に、再度AMPK flox/floxマウスと交配させ、AMPK flox/flox;Osx-CreTG/+マウスを得た。次に、AMPK flox/flox;Osx-CreTG/+マウスのgenotypingのprotocolを確立し、現在は系統維持のためにAMPK flox/flox;Osx-CreTG/+マウスを繁殖させているところである。2013年中には実験可能なようにAMPK flox/flox;Osx-CreTG/+マウスとAMPK flox/floxマウスを各6-10匹獲得し、観察を開始する予定である。その後は3カ月の飼育ののちに血液と骨組織の採取を行い、マイクロCT、骨組織標本、骨代謝マーカーの測定などの解析を行っていく予定としている。骨の表現型が確認できたところで、次に糖代謝についての検討をブドウ糖負荷試験、インスリン負荷試験などにて行っていく予定である。In vivoにおける表現型が確認できた後に、AMPK flox/flox;Osx-CreTG/+マウスより骨芽細胞と間葉系幹細胞の初代培養を行い、AMPK欠損による骨芽細胞の増殖能、分化・石灰化能などについて、分子レベルの検討を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Reason
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。
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