2012 Fiscal Year Annual Research Report
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24890164
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Research Institution | Kyushu University |
Principal Investigator |
梶原 弘平 九州大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (10437626)
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Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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Keywords | 認知症高齢者 / 介護者 |
Research Abstract |
本研究の目的は、認知症高齢者の介護者を対象として、介護の肯定的認識を活用して、認知症高齢者の在宅介護者への支援プログラムを開発することである。 平成24年度は、本研究課題遂行のための準備期間として位置付けられ、認知症高齢者の在宅介護、介護者への介入研究等に関する文献検討、既存データの整理、在宅看護に精通する研究者、保健師、認知症高齢者の家族の会会員とのディスカッションを実施した。 同時に、調査への協力が得られにくいとされている対象への研究調査のため、研究実施前準備として、倫理的配慮を含めた具体的な調査方法について、研究協力場所として同意が得られたA県の高齢者介護施設との検討を重ねた。検討した結果を踏まえて、今後、介入研究を実施していくために、調査方法・対象者・場所の具体的な設定の調整を研究協力施設と行った。研究を進めて行く際の、対象者への倫理的配慮やデータの取り扱いについて示唆を得た。さらに認知症高齢者の家族介護者を対象として行った簡便な肯定的認識を活用した介入研究のプレテストの既存データを分析し、肯定的認識に着目した支援が一定の効果が示唆された。プレテストの結果を踏まえて、具体的な介入方法を検討した。 今後、認知症高齢者の介護者を対象として、肯定的認識に着目した介入研究を行い、データを収集・分析を実施していく予定である。得られたデータから、肯定的認識に着目した支援の在宅介護者への心理的な効果を検証し、支援プログラムの開発につなげいく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
H24年度は、研究実施準備期間として、具体的な介入内容をプレテストの結果を踏まえて、各種専門職で検討を行っている。また、H25年度に実際に調査研究を実施していくために、研究協力施設と検討し、研究計画書を作成している。
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Strategy for Future Research Activity |
今後は、研究推進していくために、研究協力施設と協議した内容を踏まえて作成した研究内容を、申請者が所属する機関の倫理委員会で承認後に、研究を進めて行く予定である。 介入研究を行い、対象者への心理的効果を検証し、具体的な支援プログラムの開発を行っていく。
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