2013 Fiscal Year Annual Research Report
法医解剖症例における胸腺リンパ体質と突然死の分子メカニズムの解析
Project/Area Number |
24890282
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Research Institution | Hyogo Medical University |
Principal Investigator |
奥平 准之 兵庫医科大学, 医学部, 助教 (10635585)
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Project Period (FY) |
2012-08-31 – 2014-03-31
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Keywords | RyR2 / 突然死 / 胸腺 / 心電図 / 遺伝子組換えマウス |
Research Abstract |
RyR2-R420W miceを作成し、心電図解析、免疫学的機能解析、遺伝子発現解析を行った。RyR2-R420W miceのテレメトリー法による無麻酔下での心電図記録によると、カフェイン等の投与時に様々な不整脈が出現した。マウス臓器重量を測定した結果、RyR2-R420W miceでは、野生型マウスと比較して胸腺、脾臓で重量の増加が認められた。胸腺や脾臓などのリンパ組織において、リンパ球の分化、抗体産生量、サイトカイン産生量を比較したが差異は認められなかった。胸腺、脾臓組織のmicroRNAを抽出し、マイクロアレイおよび定量RT-PCRを用いて解析した結果、mmu-miR-291b-5pの発現が変異マウスで減少する結果が得られた。薬剤投与によってRyR2-R420W miceに多様な不整脈が誘発されることから、このマウスはCPVTもしくはARVCのモデル動物になりうることが示唆される。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)