2024 Fiscal Year Comments on the Screening Results
高分解能キセノン測定器と大強度パイ中間子ビームによるレプトン普遍性破れの精密検証
Project/Area Number |
24H00019
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (S)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Broad Section B
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
森 俊則 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 教授 (90220011)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岩本 敏幸 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 助教 (20376700)
潘 晟 東京大学, 素粒子物理国際研究センター, 特任助教 (10907372)
内山 雄祐 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 助教 (90580241)
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Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
素粒子の基本的な性質とされるレプトンフレーバーの普遍性を精密に検証するために、パイ中間子の崩壊分岐比を超高精度で測定しようという計画であり、レブトンフレーバー普遍性の破れが検出されれば、素粒子標準模型を書き換える大きな発見となり、学術的価値は高い。国際共同実験の枠組みの中で実験準備は順調に進んでおり、研究計画は詳細に練り込まれている。応募者らがこれまで遂行してきたミューオン稀崩壊実験で高い実績を持つ液体キセノン検出器を生かした研究で、国際的なリーダーシップの発揮も期待できる。
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