2024 Fiscal Year Comments on the Screening Results
海山の沈み込みは巨大地震域の固着を弱めるか:南海トラフの2海山での検証
Project/Area Number |
24H00020
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (S)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Broad Section B
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
木下 正高 東京大学, 地震研究所, 教授 (50225009)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
仲田 理映 東京大学, 地震研究所, 助教 (70816941)
荒木 英一郎 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 海域地震火山部門(地震津波予測研究開発センター), グループリーダー (60359130)
橋本 善孝 高知大学, 教育研究部自然科学系理工学部門, 教授 (40346698)
濱田 洋平 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 超先鋭研究開発部門(高知コア研究所), 主任研究員 (80736091)
土岐 知弘 琉球大学, 理学部, 准教授 (50396925)
澤井 みち代 千葉大学, 大学院理学研究院, 助教 (20760995)
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Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
スロー地震が発生する地域で海山の沈み込みが起こりプレートの固着が弱まるという仮説を、観測と数値モデルの解析で検証する研究内容であり、巨大地震の発生メカニズム解明に寄与することが期待できるという点で学術的意義が高い研究である。海底調査、陸上露頭調査、日向灘掘削などに加えて、新しい計測技術である海底での光ファイバー歪計測を世界に先駆けて取り入れるとともに、鍵となる場所とスケールで計測ができると期待できる。得られる成果は南海トラフ地震発生予測と関連しており、我が国が進めるべき学術的研究の一つである。
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