局所的イオンダイナミクスに基づく高イオン伝導体の創出

2024 Fiscal Year Comments on the Screening Results

• Project/Area Number: 24H00042
• Research Category: Grant-in-Aid for Scientific Research (S)
• Allocation Type: Single-year Grants
• Review Section: Broad Section D
• Research Institution: Tokyo Institute of Technology
• Principal Investigator: 平山 雅章 東京工業大学, 物質理工学院, 教授 (30531165)
• Co-Investigator(Kenkyū-buntansha): 堀 智 東京工業大学, 科学技術創成研究院, 特任准教授 (30795654) ; 幸田 章宏 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (10415044) ; 梅垣 いづみ 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 助教 (20638522) ; 下村 浩一郎 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (60242103) ; 森 一広 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (40362412) ; 雨宮 健太 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 物質構造科学研究所, 教授 (80313196) ; 駒場 慎一 東京理科大学, 理学部第一部応用化学科, 教授 (20302052) ; 大石 一城 一般財団法人総合科学研究機構, 中性子科学センター, 主任研究員 (60414611) ; 杉山 純 一般財団法人総合科学研究機構, 中性子科学センター, 特任研究員 (40374087) ; 松浦 直人 一般財団法人総合科学研究機構, 中性子科学センター, 主任研究員 (30376652) ; 後藤 和馬 北陸先端科学技術大学院大学, ナノマテリアルテクノロジーセンター, 教授 (20385975) ; 溝口 照康 東京大学, 生産技術研究所, 教授 (70422334)
• Project Period (FY): 2024-04-01 – 2029-03-31

Scientific Significance and Expected Research Achievements

微量成分の添加による高イオン伝導性の顕著な変化の原因を、平均構造の変化や単なる混合効果ではなく、種々の量子ビーム計測を適用・駆使して得られる局所ダイナミクスを通じて理解し、電池電極物質としても重要な高イオン伝導体の新しい創出につなげるという、明確な目的を掲げた独創性の高い研究である。独自の視点を持つ物質開発指向の学理追究としての学術的意義も大きく、この新しい観点から優れたイオン伝導体が見いだされることも期待される。