2024 Fiscal Year Comments on the Screening Results
新概念による抗体の細胞内導入と細胞現象の制御・展開のための基盤構築
Project/Area Number |
24H00051
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (S)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Review Section |
Broad Section E
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
二木 史朗 京都大学, 化学研究所, 教授 (50199402)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 貴浩 京都大学, 医生物学研究所, 教授 (00323452)
樋口 ゆり子 京都大学, 薬学研究科, 教授 (40402797)
川口 祥正 京都大学, 化学研究所, 助教 (90936808)
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Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
応募者らは、細胞膜透過性がないことから細胞内への送達が困難な抗体に対し、これまで独自に開発してきた細胞透過性ペプチドを用いる手法と、その際に液滴が形成されることの重要性を発見している。これらを基盤とした送達効率の向上と送達機構の解明を目指しており、学術的に独自性が高い研究である。また、本アプローチにより抗体医薬の可能性を大きく切り拓くことが期待できる。さらに、細胞内での多様な現象の理解の深化にもつながる。
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