2024 Fiscal Year Comments on the Screening Results
南東アラビアの先史遊動民が山岳牧民に変容する過程の文理総合研究
Project/Area Number |
24H00112
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 3:History, archaeology, museology, and related fields
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Research Institution | Research Institute for Humanity and Nature |
Principal Investigator |
近藤 康久 総合地球環境学研究所, 基盤研究部, 教授 (90599226)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
黒沼 太一 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 助教 (10847362)
三木 健裕 慶應義塾大学, 文学部(三田), 助教 (30898309)
近藤 洋平 福岡女子大学, 国際文理学部, 准教授 (20634140)
相馬 拓也 京都大学, 白眉センター, 特定准教授 (60779114)
蔦谷 匠 総合研究大学院大学, 統合進化科学研究センター, 助教 (80758813)
板橋 悠 筑波大学, 人文社会系, 准教授 (80782672)
太田 博樹 東京大学, 大学院理学系研究科(理学部), 教授 (40401228)
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Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
本研究により、ハジャル山脈一帯の先史遊動民が定住を経て山岳牧民に変化するという独創的仮説を証明できると期待される。定住後の再遊動化を実証的に示すことで、他地域の同種の議論にも波及効果を持つと考えられる。調査に向けた準備が整っており、さらに最新の技術を用いた考古学的分析をはじめとして、古生態学、文献調査、民族誌など、多角的な研究手法から総合的かつ実証的に事実を解明しようとする点が高く評価できる。
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