2024 Fiscal Year Comments on the Screening Results
太平洋戦争における戦跡のもつ効力と記憶の継承に関する人類学的研究
Project/Area Number |
24H00121
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
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Allocation Type | Single-year Grants |
Section | 一般 |
Review Section |
Medium-sized Section 4:Geography, cultural anthropology, folklore, and related fields
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
風間 計博 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (70323219)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
北村 毅 大阪大学, 大学院人文学研究科(人文学専攻、芸術学専攻、日本学専攻), 教授 (00454116)
飯高 伸五 高知県立大学, 文化学部, 教授 (10612567)
小林 誠 東京経済大学, コミュニケーション学部, 准教授 (10771826)
石村 智 独立行政法人国立文化財機構東京文化財研究所, 無形文化遺産部, 部長 (60435906)
丹羽 典生 国立民族学博物館, グローバル現象研究部, 教授 (60510146)
深田 淳太郎 三重大学, 人文学部, 准教授 (70643104)
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Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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Scientific Significance and Expected Research Achievements |
文書やインタビューなどを根拠とした記憶の研究は、過去20年以上行われてきたが、本研究で扱う戦争で残されたモノや遺構を検証し、それらがどのような記憶を想起させるのか、またその記憶が次世代へどのような効力(影響力)を与え継承されるのかという点で、本研究は独創性がある。モノの記憶研究は、災害遺構の記憶に関する研究とつながる、「遺構研究」のような学術的可能性も期待できる。
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