Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
宇宙線陽子の加速限界を知るため、南米ボリビアで観測を開始したALPACA実験において、地下2メートルにミュー粒子検出器を新たに導入する研究である。地下に検出器を配置すること、検出器に電圧分割回路を導入して2段読み出しを実現すること、これらの工夫により実験の不定性を低減することで宇宙線陽子の加速限界の知見が期待できる。