Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
ヒトの栄養摂取過程におけるブラックボックスとなっている腸内細菌叢による栄養修飾の役割を明らかにするために、人類学者が報告した4つの栄養適応の事例(低タンパク質摂取、ファイトケミカルの過剰摂取、炭水化物の過剰摂取、アルコールの過剰摂取)を出発点とし、それぞれの事例における腸内細菌の役割を研究する本研究は、高い学術的独創性を持ち、基礎生物学・統合生物学から医学・栄養学まで波及効果を持つ成果が期待される。