2024 Fiscal Year Research-status Report
医療・交通事故の大規模データの統合検討による超高齢化社会の安全なモビリティの推進
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24K02705
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| Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
佐藤 泉美 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (20726971)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
市川 政雄 筑波大学, 医学医療系, 教授 (20343098)
稲田 晴彦 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 准教授 (60633146)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2029-03-31
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| Keywords | 交通事故 / 医療情報データベース / 薬剤併用 / 疫学 |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では,医療と交通事故の大規模データを統合して分析することにより,交通事故当事者の健康状態(併存疾患や既往歴等)や併用薬剤を明らかにし,それらと交通事故との関連を検討することで,病気に係る運転免許制度の更なる適正化や,高齢者講習や認知機能検査のより良い運用を提案することを目的とする。 1年目は以下に取り組んだ。 1)医療情報データベースを用い,交通事故に遭遇したと考えられる自賠責保険・第三者行為の記録を持つ患者を対象に記述疫学研究を実施した。対象患者は成人,前期高齢者,後期高齢者で分類し,患者背景因子の要約と,交通事故に関連する可能性のある疾患の併存割合,使用薬剤の種類とその割合を群ごとに算出した。本結果は,第8回日本安全運転医療学会学術集会で発表し,論文執筆に取り掛かっている。 2)記述疫学研究から成人の交通事故遭遇者では併存疾患,使用薬の割合が共に低いが,交通事故のリスク因子として報告のある睡眠・精神障害の併存割合や精神薬系薬の使用割合は,比較的多いことが分かったため,これらについての追加解析を進めている。 3)記述疫学研究から得られた結果を基に上記以外の疾患・薬剤についての検討も進めている。 4)使用データベースに含まれるデータが予定していた年代より短く,対象施設も少ないことが判明したため,施設を追加し対象年も延長した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
複数のデータベースを使用予定であるが,想定外に使用できないデータがあったために,全てのデータベースの解析までは着手できていないため。
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| Strategy for Future Research Activity |
今後は以下に取り組む。 1)交通事故に遭遇したと考えられる自賠責保険・第三者行為の記録を持つ患者を対象にした記述疫学研究は論文にまとめて海外雑誌に投稿する。 2)睡眠・精神障害や精神薬系薬に関する解析をすすめ学会発表や論文にまとめて海外雑誌へ投稿する。 3)記述疫学研究の結果から得られた示唆を基に検討を重ね分析疫学研究に着手する。 4)未着手のデータベースの解析に着手する。
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| Causes of Carryover |
雇用を予定してた技術補佐員が雇用できなかったため、人件費や雇用に伴う経費がかからなかった。また論文投稿が遅れたため、投稿に係わる経費がかからなかった。 繰り越し分については雇用人材の確保に努め、遅れている論文作成・投稿を進める。
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