2024 Fiscal Year Research-status Report
東北少子化地域における社会参画力を育む校種間連携総合的学習カリキュラムの開発検証
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24K05594
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| Research Institution | Iwate University |
Principal Investigator |
田代 高章 岩手大学, 教育学部, 教授 (70294486)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Keywords | 社会参画 / 地域課題 / 探究的な学び / 総合的な学習(探究)の時間 / 校種間接続 / 地域づくり |
| Outline of Annual Research Achievements |
東北地区の小中高接続の社会参画力形成カリキュラムの開発に向けて、特に、ここ数年で発展してきた高校の総合的な探究の時間を核にした地域課題解決型の探究学習を基盤にした社会参画力育成カリキュラムの現状について、情報収集に努めた。まずは、岩手県内のいくつかの県立高校の生徒、教員に対するアンケート調査による情報収集に努めた。あらためて小中も含めて、十分な情報を収集すべく、次年度も継続して実態把握に努めることとする。その際に、義務教育学校、小中一貫教育校、小中高一貫カリキュラムなど、校種間接続のカリキュラムの有無と質的な充実度に関しての情報を収集中である。 あわせて、校種間接続や総合的な学習(探究)の時間に関する実践記録、理論書等の文献情報の収集にも努めてきた。 本研究に関わる基礎的研究の一部の成果内容は、各講演会・研究会(盛岡市:私立学校初任者研修東北地区研修会講演「探究的な学びについて」(7月30日)、住田町学校公開研究会「地域創造学」全体講演(9月27日)、釜石市学校規模適正化・適正配置推進計画策定委員会学習会「小中一貫教育の制度・現状について」(10月4日)、第33回全国生活科・総合的な学習教育研究協議会岩手大会公開授業研究会助言・課題別分科会講評(11月8日盛岡市立本宮小学校)、岩手県教育研究発表会特設分科会4「ふるさとの学び」;「今後求められるふるさとの学びの充実に向けて ー小中高を通じた地域を創造できる力を育むカリキュラムの必要性」(2025年2月6日))等の中で報告した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究に対応できる地域や学校の状況もあり、各学校現場における実態把握のための情報収集が当初計画よりも遅れている。また、アンケートの収集・整理分析も、近年の課題解決型学習の高校での進展状況、ここ数年での岩手県内学校におけるコミュニティ・スクール設置の積極的な推進状況、こども基本法の規定や理念の浸透など、様々な要因が社会参画力育成のためのカリキュラムの変数として入ってきており、当初の訪問調査内容やアンケート項目の精査が求められている。それらの修正改善を図りつつ、次年度以降の研究につなげる準備を進めている。
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| Strategy for Future Research Activity |
近年の実践協力校以外の、岩手県を中心とする学校における課題解決型学習の進展状況、近年の岩手県内におけるコミュニティ・スクール設置の積極的な推進状況、こども基本法の規定や理念の浸透など、様々な要因が社会参画力育成のためのカリキュラムの変数として入ってきており、当初の訪問調査内容やアンケート項目の修正を行う。それらの修正改善を図りつつ、次年度以降の実態調査の補充、実践的なカリキュラムの開発につなげる準備を進めている。
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| Causes of Carryover |
研究関連文献の当初想定した発刊予想数よりも、研究上参照しうる発刊文献数が下回り、実際の購入文献数も下回ったこと。また、収集情報の整理分析に活用するソフトも計上したが、情報収集の量的な不足から、最新バージョンのソフト購入に備えるべく購入を先送りしたこと。実地調査訪問の予定である県内外の訪問予定校の都合と個人的な日程調整がうまく進まず、当初の訪問調査が延期となり、必要旅費が次年度以降に先送りになったこと。などの点から、次年度使用額が発生した。
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