2024 Fiscal Year Research-status Report
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24K10506
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| Research Institution | Niigata University |
Principal Investigator |
石原 智彦 新潟大学, 脳研究所, 特任准教授 (70612232)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
畠野 雄也 新潟大学, 医歯学総合病院, 特任助教 (10943540)
他田 真理 新潟大学, 脳研究所, 教授 (30646394)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Keywords | 筋萎縮性側索硬化症 / エクソーム解析 |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は神経変性疾患のALS(筋萎縮性側索硬化症: amyotrophic lateral sclerosis)の新規原因遺伝子同定を目的としている。その方法として、人工知能を用いた原因遺伝子候補の絞り込みを行い、当施設でのALS剖検例での網羅的遺伝子解析(エクソーム解析)結果および病理学的特徴から、原因遺伝子の同定を進めている。ALSにおける遺伝子変異の解析は、その病態機序の理解、予後への影響、治療法開発に貢献するものである。ALSはいまだに根治的治療法は開発されておらず、本研究は臨床面からも重要である。 2024年度には4検体由来のALS剖検例から抽出したDNAを用いて新規エクソーム解析を実施し、既存のALS原因40遺伝子の変異について検討した。さらに5症例について外注結果待ちである。このうち一症例で、既知のALS原因遺伝子(TBK1)にアミノ酸変異を伴うミスセンス変異を認め、病的変異と判断している。 また新規遺伝子候補の同定のためにテキストマイニングを用いて見出した8つの候補遺伝子の生化学的特徴の解析を続けている。このうち1遺伝子変異は、本学外のレジストリでも同ミスセンス変異を見出しており、病的意義の高いものと判断し、集中的な解析を続けている。同変異陽性例の剖検中枢神経組織を用いたウェスタンブロット解析にて、特徴的な断片化蛋白質が見いだされた。これは病理組織での免疫染色で得られた所見と合致するものであり、本遺伝子変異による病的機序と関連するものと考察している。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初の計画に準じて、解析を行えているため。
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| Strategy for Future Research Activity |
当初の実験計画通り、研究を継続する。
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| Causes of Carryover |
解析対象とする病理検体が想定より少数であり、次年度使用額が生じた。 翌年度はエクソーム解析および生化学的解析を引き続き実施する。
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