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2024 Fiscal Year Research-status Report

Establishment of personalized medicine in Familial Mediterranean Fever through predictive modeling of colchicine response

Research Project

Project/Area Number 24K10569
Research InstitutionShinshu University

Principal Investigator

岸田 大  信州大学, 学術研究院医学系(医学部附属病院), 講師 (50467180)

Project Period (FY) 2024-04-01 – 2027-03-31
Keywords家族性地中海熱 / コルヒチン / 遺伝子多型
Outline of Annual Research Achievements

研究課題であるコルヒチン反応性予測モデルの構築に向け、対象患者のエントリーを行った。現在当科に通院中の患者に加え、臨床的に家族性地中海熱(FMF)が疑われ、診療ならびにMEFV遺伝子変異の解析を依頼された患者を登録し、現在までに目標の半分を越える180名分のデータ収集を行った。発症年齢、発作頻度、発作時の症状などの臨床所見に加えて、コルヒチンに対する治療反応性データを集積中である。次年度には目標症例数が確保できる見込みである。
並行してMEFV遺伝子の解析を行った。今年度は65名の患者で解析を行い、病的意義の高いExon10変異(M694I)は8名の患者で同定した。その他、Exon1多型(E84K):2名、Exon2多型(L110P):8名、Exon2多型(E148Q):9名、Exon2多型(R202Q):2名、Exon2多型(G304R):2名、Exon3多型(P369S/R408Q):6名、Exon5多型(S503C):5名で同定した。
分子遺伝学的因子の探索として、コルヒチンの作用する微小管結合部に影響し、コルヒチン抵抗性との関連が議論されているTUBB1遺伝子多型、P糖蛋白をコードしコルヒチンの細胞外排出に影響することで、多型が治療反応性に影響する可能性が指摘されているMDR1遺伝子多型の解析も開始している。こちらに関しては10名の患者で解析を行い、それぞれ1名で遺伝子多型を同定した。次年度は更に解析を進め、SAA1遺伝子多型、IL-1β遺伝子多型に関しても解析していく予定である。合わせてIL-1β, IL-18, IL-6, TNF-αといった炎症性サイトカインの測定に進む予定としている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

患者の登録とMEFV遺伝子解析に想定より長く時間を要したため、コルヒチンの代謝に影響を与える分子遺伝学的因子の探索開始がやや遅れたことによる。

Strategy for Future Research Activity

患者の登録は順調に進んだため、今後は予定していた分子遺伝学的因子の探索が予定通り進められるものと考えている。合わせてコルヒチン投与開始後の患者の経過をフォローし、治療反応性を確認していく予定である。

Causes of Carryover

(次年度使用額が生じた理由)上述のように研究の進捗が当初の計画に比べやや遅くなったことにより、物品の購入が翌年にずれ込んだことで次年度使用額が生じた。
(使用計画)次年度使用額は、予定の物品購入に使用する。令和7年度請求額は当初の予定通り、消耗品費などに使用する計画である。

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Published: 2025-12-26  

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