2024 Fiscal Year Research-status Report
僧帽弁リモデリング現象への探求:分子細胞生物学的考察を加えた臨床基礎横断研究
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24K11244
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| Research Institution | University of Miyazaki |
Principal Investigator |
渡邉 望 宮崎大学, 医学部, 教授 (60319960)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
マドゥエスタ ハリシャクマール 宮崎大学, 医学部, 助教 (00543951)
中島 融一 宮崎大学, 医学部, 准教授 (80372796)
マドゥエスタ ラダ 宮崎大学, 医学部, 助教 (80381078)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Keywords | 僧帽弁リモデリング |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、僧帽弁の構造変化・逆流の成因を立体的に定量解析し、それぞれの病態において弁構造が破壊されるに至った発生メカニズムを、免疫組織学的・分子細胞生物学的にアプローチすることを目的とする。 画像解析は、3次元心エコー図および心臓CT画像を用いて行っている。臨床的に問題となっている機能性僧帽弁逆流のメカニズムにつき解析を施行し、特に左房拡大に伴う機能性逆流では僧帽弁の構造が変化し、後尖が左室側に引っ張られ角度が変化していること、更に、胸郭の小さな患者ではこの構造変化が起こりやすいことを示唆する結果を得た。さらに4Dのホログラム解析を加えて検討中である。弁逸脱症例についての解析も別途進めており、弁逸脱症例についての解析も別途進め、Barlow症候群の患者の僧帽弁形態の経時的変化について3次元心エコー図の画像を立体解析し、弁組織の拡大により左室乳頭筋が弁輪側に牽引され、弁輪が外側方向へ引き延ばされる特徴的な病態を解明、論文発表した。今後研究を継続し、僧帽弁逆流における弁リモデリングに関与するファクターの解明にむけて画像解析結果と基礎研究の結果の考察を進める予定である。基礎研究では心臓外科手術の際に摘出した弁や弁周囲の切片を凍結保存し、免疫・組織学的変化とインフラマソームの発現・活性化・ROS産生、創傷治癒に必要であるコラーゲン沈着及び再上皮化についての研究を進めている。サンプルの取得が進み、現在解析中である。弁逆流の成因:器質的逆流(腱索断裂や弁の拡大)、機能性逆流 による違いや、心房細動などの合併症の有無による弁・弁周囲の変化の違いについて解析を進める予定である。研究結果の一部は、次年度に成果として発表することを計画している。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
サンプルの取得は順調であり順次免疫組織学的・分子細胞生物学的解析を行っているが、成果発表は次年度以降の見込みとなっている。 画像解析も順次行っており一部成果発表している。
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| Strategy for Future Research Activity |
本研究のテーマである弁膜疾患の基礎臨床融合研究を進める予定である。基礎研究では心筋細胞を用いたインフラマソールや線維化・細胞死に関連する分子細胞生物学的アプローチを進め、論文発表予定である。基礎臨床融合研究では、外科手術による摘出組織を用いた研究を継続し、学会発表・論文発表予定である。臨床研究としての画像解析は3D心エコー図と4DCT、ホログラムを用いた立体解析を継続し、学会発表と論文発表を進める予定である。
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| Causes of Carryover |
心臓外科手術摘出切片を用いた基礎臨床融合研究を遂行中であるが、サンプルの準備と処理のタイミングが予定より後ろ倒しになったため次年度以降の執行となる。一部予算を繰越し、次年度以降に実験を継続する予定となっている。
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