2024 Fiscal Year Research-status Report
医師偏在指標の精緻化に基づいた医師確保計画の定量的評価
| Project/Area Number |
24K13326
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| Research Institution | Toho University |
Principal Investigator |
松本 邦愛 東邦大学, 医学部, 准教授 (50288023)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷川 友紀 東邦大学, 医学部, 教授 (10198723)
瀬戸 加奈子 東邦大学, 医学部, 助教 (50537363)
畠山 洋輔 東邦大学, 医学部, 助教 (80830182)
大西 遼 東邦大学, 医学部, 講師 (00845571)
平田 幸輝 東邦大学, 医学部, 非常勤講師 (70910404)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Keywords | 医師偏在 / 医師確保計画 / 医師偏在指標 / 疾病費用 / 医療政策 / 医療経済 |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究で予定した研究は以下の6つの項目である。①地域枠設定県、およびその県の二次医療圏の医師の増減および定着に関する分析、②COI法、C-COI法を用いた地域の疾病の社会的負担の測定、③医師偏在指標の精緻化、④医師の高齢化に伴う医師少数スポットの推計、⑤医師少数都道府県の医師確保計画担当者へのヒアリング調査、⑥都道府県の医師確保計画の評価。このうち令和6年度では②、④について進めた。 ②に関しては、複数の疾患に関し、二次医療圏単位でCOI、C-COIを推計した。特に悪性新生物に関しては、COIの二次医療圏単位でのばらつきの変遷を推計し、2006年に成立したがん対策基本法に謳われた「がん対策の均てん化」が進んだのか否かを評価した。結果として、COI法の各構成費用を用いたがん治療の均霑化政策の評価は、二次医療圏単位で罹病費用のばらつきが減少したことから成果があったものと考えることができる。しかし、二次医療圏ごとの高齢化の程度と速度の違いから、がんの社会的負担の公平性は達成されなかったと考えられる。社会的負担の公平性は医療圏ごとの高齢化の進度の違いが少なくなる今後に改めて評価すべきであることが明らかになった。研究成果は、学会で報告するとともに、論文にして現在英文雑誌に投稿中である。 ④に関しては、医師歯科医師薬剤師統計を用いて、2040年までの医師数の推計を行った。結果、医師少数スポットは今後継続して減少することが示唆された。また、看護師に関しても現在解析を進めている最中である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
二次医療圏単位でのCOI、C-COIの計算に予想以上の時間がかかったのと政府統計の目的外使用申請に時間がかかったのでやや研究が遅れたが、想定の範囲内の遅れである。
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| Strategy for Future Research Activity |
令和7年度はヒアリング調査を進めたい。データの解析は目的外使用申請が認められ、個票データを確保することができたので、今後進展するものと考えられる。
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| Causes of Carryover |
政府統計データの目的外使用申請に時間がかかり、海外での学会報告などができなかった。令和7年度にはヒアリング調査、海外学会報告などを予定しており、次年度使用額を充当する予定である。
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