2024 Fiscal Year Research-status Report
直腸がん術後回腸ストーマ患者の腸内細菌叢の解明と個別的な栄養指導プログラムの開発
| Project/Area Number |
24K13730
|
| Research Institution | Kyorin University |
Principal Investigator |
酒井 透江 杏林大学, 保健学部, 講師 (50813557)
|
| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
松原 康美 北里大学, 健康科学部, 教授 (10779010)
片岡 ひとみ 山形大学, 医学部, 教授 (40404933)
|
| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2028-03-31
|
| Keywords | 腸内細菌叢 / 大腸がん / 一時的回腸ストーマ |
| Outline of Annual Research Achievements |
大腸がん術後の一時的回腸ストーマからは多量の下痢便が排泄され脱水や腎機能低下などの危機的な健康状態のリスクがある。また、下痢便の漏れによる皮膚障害の対応として煩雑かつ複雑なストーマ管理につながり患者のQOLの低下に繋がる。そこで本研究は、回腸ストーマを持つ患者の腸内細菌叢の組成と機能に影響を与える因子を探索し、多量の下痢便に対して、多職種連携により個別に応じた栄養指導のプログラムを開発することを目的とした。 今年度は①スコーピングレヴューと②前向き観察研究の実施に向け準備を進めた。①に関して、大腸がん術後一時的回腸ストーマの腸内細菌叢とストーマ管理のスコーピングレヴューを実施し6件の文献が抽出された。腸内細菌叢はいずれも次世代シークエンサーで解析されα多様性、β様性が有意に低下していた。食事や生活習慣の影響に関する研究はなかった。②に関しては、大腸がん一時的回腸ストーマ保有者の腸内細菌叢に着目した前向き観察研究を実施する。研究計画書の作成、データ収集内容と方法に関して検討をした。対象者の食事・水分接収、体調に関してアプリを作成して当事者が入力できるよう調整をしていたが、予算的に厳しいことが判明し修正を検討している。一時的回腸ストーマからの排便の解析に関して協力者と調整をしている。
|
| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究ではアプリを作成して対象者にデータを入力してもらう方法を検討していたが、予算的にアプリの作成を断念した。データ収集方法の検討とストーマ外来での腸内細菌採取方法や解析方法の段取りに時間を要している。
|
| Strategy for Future Research Activity |
次年度は、前向き観察研究の実施にむけ研究計画の立案と実行可能性を検証する。
|
| Causes of Carryover |
前向き観察研究を実施するため。
|