2024 Fiscal Year Research-status Report
Development of techniques for detecting buried objects in ancient tombs using muography and dissemination of information for regional development
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24K15669
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| Research Institution | Kansai University |
Principal Investigator |
林 武文 関西大学, 総合情報学部, 教授 (90268326)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
長谷 海平 関西大学, 総合情報学部, 准教授 (20633895)
一色 正晴 愛媛大学, 理工学研究科(工学系), 講師 (30583687)
井浦 崇 関西大学, 総合情報学部, 教授 (90554519)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Keywords | ミュオグラフィ / 古墳調査 / 非破壊調査技術 / ミュオン透過シミュレーション / アウトリーチ活動 / サイエンスアート |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、宇宙線中のミュオンを用いた透視技術「ミュオグラフィ」を国内の古墳に適用し、埋蔵文化財の非破壊・非侵襲調査技術の確立を目的とする。さらに、計測の仕組みや結果をサイエンスアートとして社会に発信し、ミュオグラフィ技術のアウトリーチ活動を展開することも特徴である。 2024年度は、内部構造が明らかな古墳として岡山市の造山古墳倍塚に位置する千足古墳を対象に、古墳のモデリングとミュオン透過シミュレーションを検討した。千足古墳は岡山市により石室の空間が復元されている。計測結果の確認と精度向上を目的に、ミュオン透過シミュレーションと実測結果の比較を試みた。古墳のモデリングには、岡山市教育委員会提供の復元用建設図面を用い、3次元CGソフトにより内部構造を再現した。また、ミュオグラフィ装置の設置位置において、装置と同じ画角でのレンダリング画像を生成した。 一方、ミュオグラフィ計測に関しては、これまで使用してきたMWPC方式のミュオグラフィ装置が老朽化し、S/N比が著しく低下したため、現在は計測が困難な状態である。装置の修理または新方式の装置開発を検討し、早急に計測実験を再開する予定である。 本研究におけるミュオグラフィ関連のアウトリーチ活動として、以下のイベントでミュオグラフィアートの作品展示と講演を行い、広く一般に向けた情報発信を実施した。ミュオグラフィアート展(2025年3月25-30日、グランフロント大阪ナレッジキャピタル)、G空間EXPO2025(2025年1月29-31日、東京ビッグサイト)、JSTサイエンスアゴラ2024(2024年10月26, 27日、テレコムセンタービル)、岡山国際美術研究所(常設展示)、大阪公立大学宇宙線学研究会(2024年5月9-11日)
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
ミュオグラフィ計測に用いるMWPC検出器の劣化により、計測実験の中断を余儀なくされている。
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| Strategy for Future Research Activity |
ミュオグラフィ計測に関しては、新たな検出器の開発を含めた代替方式を検討し、早急に実験の再開を図る。また、ミュオンの透過シミュレーションを先行して進めるとともに、これまでに計測した未発掘の古墳の透過画像の精度について再検討する。
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| Causes of Carryover |
計測実験が実施不可能になったため、経費を次年度に繰り越して対応を検討する。
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