2024 Fiscal Year Research-status Report
乳がん患者の性生活に対する看護支援に関する教育プログラムの開発
| Project/Area Number |
24K20317
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| Research Institution | Osaka Dental University |
Principal Investigator |
吉川 あゆみ 大阪歯科大学, 看護学部, 助教 (00825755)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2030-03-31
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| Keywords | 性生活 / セクシュアリティ / 乳がん / 看護支援 / 教育プログラム |
| Outline of Annual Research Achievements |
セクシュアリティは、生殖や他者との親密性の獲得など多くの目的をもち、人がより良く生きていく上で重要な要素である。また恋愛や結婚など様々なライフイベントのある若年層のみならず、広い世代の人々にとって性生活はごく自然な営みの一つである。 乳がんは若年層においても罹患率が増加傾向にあり、その治療は間接的ではあるが性生活への影響が大きい。しかし、我が国では性への抵抗感や羞恥心が強く、看護基礎教育においても教育内容が充実していないことから、看護師が患者の性生活に介入し個々の状況に適した支援の実施が難しい状況にある。 以上のことから、本研究では、看護師が乳がん患者各々の性生活の課題を把握し、それに対し介入・支援できる教育プログラムを目指す。本研究は研究①と研究②の2段階構成となる。 研究①では、乳がん患者の性生活に対する看護支援内容の現状を明らかにすることを目的とし、アンケート調査とインタビュー調査を行う。具体的には、乳がん看護に従事する看護師を対象にアンケート調査を先行して行い、その結果からインタビューガイドを作成する。そして、そのガイドをもとに研究協力者にインタビューを行う。 研究②では、研究①で明らかになった結果を踏まえ看護師を臨床現場で活用できるような乳がん患者の性生活の支援に関する教育プログラムを作成する。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2025年2月に本学の倫理審査委員会の承認を得て、研究①-1と位置付けている乳がん患者の看護に従事している看護師を対象にアンケート調査を開始した。現在、近畿圏内の病院に対し、研究協力の依頼をし、協力していただける施設にアンケートを配布している。予定であれば、アンケートの配布を終え、データをまとめ2025年度は次の研究(インタビュー)に進む予定であったが、アンケート回答者が予想より少ないことから、追加で研究協力の依頼をかけていることなどから、研究の進捗がやや遅れている。
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| Strategy for Future Research Activity |
まず、当初はアンケート調査を全国規模で実施する予定であったが、本研究に適したスケール等があまり存在しないことからアンケートの質問項目が多岐にわたった。様々な方から意見をいただき、今回は調査エリアを狭める(全国→近畿圏内)こととし、新たな研究として、アンケート項目の精査を目的に、近畿圏内でアンケート調査を行うこととした。したがって、全国調査は今回の調査とは別の調査と位置付けることとした。 しかし、調査対象エリアを近畿圏に限定したが、近畿圏内には、様々な規模の施設があるといった理由などから、結果の一般化は可能であると判断した。これらのことから、当初の計画通り、アンケートの結果をもとにインタビューガイドを作成し、研究協力者を集い、インタビューを行う。 今後は、現在行っているアンケート調査の結果をまとめ、インタビューガイド等を作成し、本学の倫理審査委員会に申請をする予定である。倫理審査委員会に承認を得た後は、計画通り、インタビューを実施していく予定である。
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| Causes of Carryover |
2025年2月に所属機関の倫理審査委員会の承認を得て研究を開始した。そのため、Webアンケートの作成や各施設への研究依頼書の発送など科研費を使用する予定の事柄が2月以降となった。しかし、研究代表者の所属機関の科研費の使用が2月末日までであったため、業者と相談し2024年度末頃に発生した費用の支払いや、研究代表者が立替えで対応している物は、2025年度の支払いとすることとなった。以上のことから、2024年度は科研費の使用がなく、2025年度に繰り越されることとなった。2025年度は、支払うべき費用については速やかに支払い、円滑に研究が遂行できるよう科研費を使用していく予定である。
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