Research Project
Grant-in-Aid for Challenging Research (Pioneering)
幼少期に獲得した運動記憶は半永久的であるが、神経細胞レベルの記憶素子の実体は明確となっていない。本研究では、線条体ドーパミン1型受容体陽性細胞がその記憶素子であると仮定して、ニューロン集団の同時かつ超長期的な生体内神経活動イメージングに取り組み、運動記憶を呼び起こしている様子を可視化・同定することによって半永久的な運動記憶を担う細胞レベルの記憶素子とその神経機構の一部を明らかにしようとする挑戦的な研究である。