2013 Fiscal Year Annual Research Report
グローバル人材育成と留学の長期的インパクトに関する国際比較研究
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25245078
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
横田 雅弘 明治大学, 公私立大学の部局等, 教授 (90200899)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芦沢 真五 東洋大学, 国際地域学部, 教授 (00359853)
新田 功 明治大学, 政治経済学部, 教授 (30208251)
北村 友人 東京大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (30362221)
米澤 彰純 名古屋大学, 国際開発研究科, 准教授 (70251428)
黒田 一雄 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (70294600)
太田 浩 一橋大学, 学内共同利用施設等, 教授 (70345461)
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Project Period (FY) |
2013-10-21 – 2016-03-31
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Keywords | 教育学 / グローバル人材 / ミッドキャリア調査 / 雇用主調査 / ポータルサイト |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は留学経験者の現在の状況を把握し、留学がその後の社会生活、仕事、人生等においてどのようなインパクトを持つのかを大規模な回顧的質問紙調査によって調べるものである。更に、回答者のネットワークを形成して、今後留学を希望する学生へのメンタリングシステム等につなげていく。 2013年度では、この調査のモデルとなった米国のSAGE調査を研究し、日本版調査のための基礎資料としつつ、新たに調査票を作成した。次に、研究のためのホームページとポータルサイトを立ち上げ、留学経験者のネットワークを構築し、2つの調査を実施した。 (1) 雇用主調査 : 留学経験者を雇用している企業9,000社のリストを持つ(株)ディスコに委託し、ウェブによるアンケート調査で423社より回答を得て分析した。 (2) 留学経験者を対象としたウェブによる大規模アンケート調査を実施し、有効回答3,795票の回答を得た。基本統計、相関分析をはじめ、共分散構造分析を用いて入念な分析を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
雇用主調査については、十分とは言えないが、それでも400社以上を対象とした調査ができた。大規模調査については、調査に必要な3,800ほどのサンプルを集めることができたので、一度分析を行った。非常に有益な各種の分析が行われた。ただし、目標とする5,000サンプルに近づけるため、その後もサンプル収集を続け、2015年5月の時点での分析を最終的なものにすることとした。
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Strategy for Future Research Activity |
先に述べたように、更なるサンプルの収集を行い、目標とする5,000サンプルに近づけることとした。現在の分析は、全サンプルを対象として実施したが、今後はアジア留学に絞って分析するなど、得られたデータを多角的に分析することとする。 更なる調査に協力していただける場合に、任意で連絡先を記載していただいたが、この数が非常に多く、興味深い事例を抽出してヒアリング調査を行う予定である。
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Remarks |
大規模ネット調査の入り口となるサイト
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Research Products
(1 results)