2015 Fiscal Year Annual Research Report
グローバル人材育成と留学の長期的インパクトに関する国際比較研究
Project/Area Number |
25245078
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
横田 雅弘 明治大学, 国際日本学部, 教授 (90200899)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
芦沢 真五 東洋大学, 国際地域学部, 教授 (00359853)
秋庭 裕子 一橋大学, 商学研究科, 講師 (10313826)
新田 功 明治大学, 政治経済学部, 教授 (30208251)
北村 友人 東京大学, 教育学研究科(研究院), 准教授 (30362221)
渡部 由紀 一橋大学, 商学研究科, 講師 (60600111)
米澤 彰純 名古屋大学, 国際開発研究科, 准教授 (70251428)
黒田 一雄 早稲田大学, アジア太平洋研究科, 教授 (70294600)
太田 浩 一橋大学, 国際教育センター, 教授 (70345461)
新見 有紀子 一橋大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 講師 (90747396)
小林 明 明治大学, 国際日本学部, 准教授 (90514183)
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Project Period (FY) |
2013-10-21 – 2016-03-31
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Keywords | 教育学 / グローバル人材 / ミッドキャリア調査 / 留学経験者と非経験者の比較 / 雇用主調査 / ポータルサイト |
Outline of Annual Research Achievements |
留学経験の長期的インパクトを総合的に評価するため、2015年1月~5月に大規模なアンケート調査を実施し、留学経験者から有効回答4,489票を得た。比較対照群として、同様の背景を持つ非留学経験者にも同じアンケート調査を行い、1,298票を得て比較検討した。その結果、留学経験が価値観の醸成、能力の向上、現在の年収と役職、外国語の使用頻度、キャリアへの影響、大学の授業への積極性、人生の満足度、行動特徴等に対して多大なる影響を及ぼしていることが判明した。この調査結果を多様な切り口から分析し、国内の学会では、異文化間教育学会、比較教育学会、日本高等教育学会、留学生教育学会等5回、海外の学会では、APAIE、CIES等5回発表し、他にもGo Global Japan EXPOではJASSOとも協力して発表した。 また、アンケート調査のほかに留学経験者10名のヒアリング調査を行い、本科研経費からは2名分のトランスクリプトを作成した。さらに、収集した関連文献(主に英文)をリストアップし、その中から重要と思われる16文献については日本語で解題を作成した。この作業については、今後も継続してアップしていく予定である。 上記以外にも、これまで実施してきた企業の雇用主調査等の報告を含め、研究成果を明治大学国際教育研究所(RECSIE)のHPにアップし、さらにそれらをまとめて書籍として来年刊行する予定(学文社)である。 この研究は、実践として留学経験者とこれから留学を考えている若い世代との橋渡しを行う機能も担っており、複数の大学で実践する授業「留学のすすめ」と連携し、その成果を上記RECSIEの中の「留学のすすめ.jp」で公開している。この活動は、科研終了後も継続していく予定である。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Remarks |
本科研の研究成果は国際教育研究コンソーシアム(RECSIE)のホームページの中に設定した「日本の留学交流の活性化を目指すグローバル人材5000プロジェクト」において公開されている。
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Research Products
(17 results)