2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
25251034
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Research Institution | National Institute for Basic Biology |
Principal Investigator |
田中 実 基礎生物学研究所, 生殖遺伝学研究室, 准教授 (80202175)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
酒井 則良 国立遺伝学研究所, 小型魚類開発室, 准教授 (50202081)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 生殖細胞 / メダカ / ゼブラフィッシュ / 減数分裂 / 性決定 / シスト分裂 / 培養系 |
Outline of Annual Research Achievements |
生殖細胞の性決定遺伝子foxl3の標的遺伝子の同定を進めた。そのためにfoxl3蛋白質を大腸菌で発現させ、モノクローナル抗体の作製を行った。 またfoxl3発現培養細胞を樹立した。さらにfoxl3変異体と野生型の生殖細胞からRNAを単離し、遺伝子発現プロファイル作製のためのライブラリーを調整した。 減数分裂コミットに関与する moto 蛋白質は、生殖顆粒の構成因子 vasa と局在することが明らかとなった。また Moto 変異体では RNA processing に関わる因子の局在が核内へ変化することも見出されたため、これらの局在の場が配偶子初期形成の機構が働く機能の場であり、そこではRNA processing が関与していることが示唆された。 またメダカの卵巣の培養を行い、卵巣内の卵原細胞が維持できる培養系が確立され、ゼブラフィッシュでは精子形成の全過程が培養系で再現できるにいたった。さらに、精巣を皮下に移植することにより、皮下で精子形成を行わせることに成功した。これらの結果により、致死性変異体やイメージングを用いた配偶子形成初期過程の解析が可能となった。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(30 results)
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[Journal Article] foxl3 is a germ cell-intrinsic factor involved in sperm-egg fate decision in medaka.2015
Author(s)
Nishimura, T., Sato, T., Yamamoto, Y., Watakabe, I., Ohkawa, Y., Suyama, M., Kobayashi, S. and Tanaka, M.
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Journal Title
Science
Volume: 349
Pages: 328 - 331
DOI
Peer Reviewed / Acknowledgement Compliant
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[Presentation] 未定2016
Author(s)
田中実
Organizer
第61回日本生殖医学会
Place of Presentation
パシフィコ横浜(神奈川)
Year and Date
2016-11-03 – 2016-11-03
Invited
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[Presentation] Sex of Germline Stem Cells2016
Author(s)
Minoru Tanaka
Organizer
3rd Macau Symposium on Biomedical Sciences 2016
Place of Presentation
the University of Macau (China)
Year and Date
2016-05-23 – 2016-05-26
Int'l Joint Research / Invited
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