2013 Fiscal Year Annual Research Report
動物の一生において時期・組織特異的にインスリン様活性を制御する新規機構とその意義
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25252047
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
高橋 伸一郎 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 准教授(移行) (00197146)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伯野 史彦 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 助教 (30282700)
伊藤 昭博 独立行政法人理化学研究所, 吉田化学遺伝学研究室, 専任研究員 (40391859)
佐伯 泰 公益財団法人東京都医学総合研究所, 生体分子先端研究分野, 主席研究員 (80462779)
西原 真杉 東京大学, 大学院農学生命科学研究科(農学部), 教授(移行) (90145673)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | 代謝・内分泌制御 / インスリン様活性 / インスリン受容体基質 / ユビキチンリガーゼ / 脱ユビキチン化酵素 |
Research Abstract |
インスリン様成長因子(IGF)は、動物の発達・成長・成熟に必須なホルモンで、最近になり、抗老化活性も有していることが明らかとなった。IGFの生理活性は、活性化されたIGF-I受容体キナーゼによってチロシンリン酸化されるインスリン受容体基質(IRS)により仲介される。これまで我々は、IRSのユビキチン化の変動を介して、IRSの「質」と「量」が調節され、IGFの生理活性が変動する結果、動物の発達、成長、成熟、代謝、老化が制御されるという新しい機構が存在する可能性を明らかにしてきた。そこで、今回、IRSとの相互作用が特定されたユビキチンリガーゼあるいは脱ユビキチン化酵素を過剰発現した細胞を用いて、標的となるリジン残基を決定を試み、これまでに報告のないリジン残基の同定に成功した。また、IRSが作用を発現する部位の一部がエンドソームであることを証明した。
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Current Status of Research Progress |
Reason
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
25年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(5 results)