2016 Fiscal Year Annual Research Report
Enhancing Image Quality of the 3D Free-Viewpoint Video in Large-Scale Space Utilizing Player-Billboard Method
Project/Area Number |
25280056
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
大田 友一 筑波大学, システム情報系(名誉教授), 名誉教授 (50115804)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
亀田 能成 筑波大学, 計算科学研究センター, 教授 (70283637)
北原 格 筑波大学, 計算科学研究センター, 准教授 (70323277)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 任意視点映像 / 高画質化 / 人物ビルボード / 大規模空間 / 没入型提示 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、頭部装着型高精細ディスプレイによる複合現実型提示法の開発に取り組んだ。頭部装着型の高精細ディスプレイを用いて、選手の視点からスポーツシーンを360度見回し可能な没入型提示を実現した。没入型提示の有効性を検証するため、CGモデルを用いてシミュレーション環境を構築した。 サッカーの試合を広角カメラで撮影した映像を解析し、1秒毎の選手とボールの位置を獲得する。それらの情報に基づき、仮想環境構築プラットホームを用いて計算機内部にサッカーゲームの3次元モデルを構築した。実在するサッカー場の3次元モデルを背景に使用したり、試合時に録音した音声情報を再生する工夫により提示映像の臨場感の向上を試みた。 頭部装着型高精細ディスプレイとしてオキュラス社のOculus Rift cv1を採用し、360度映像提示システムを構築した。大型スクリーンに提示した場合との比較実験により、頭部装着型ディスプレイを用いた提示の方がより高い臨場感を与えることを確認した。一方で、映像酔いを感じるユーザ数が一定数確認された。サッカーの試合は比較的長時間の視聴となることを考えると、映像酔いの軽減は今後の実用化に向けた重要な課題であろう。 開発した提示システムを実際にサッカー競技に取り組むアスリートに提供し、利活用の可能性を検証した。本年度は、パスを出す相手とそのタイミングを適切に判断するトレーニングに着目し、評価実験およびアンケートを通じてスポーツ科学分野における有効性について調査した。撮影から提示までの処理を実時間で行うライブ中継システムを開発し、資料や教材としての蓄積・再生型コンテンツとしての任意視点映像技術の有効性についても、アスリートおよび競技団体関係者を対象とした検証・調査を実施した。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(8 results)