2016 Fiscal Year Annual Research Report
Building Multilingual Lexical-Semantic Web by Sense Linking
Project/Area Number |
25280117
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Research Institution | Waseda University |
Principal Investigator |
林 良彦 早稲田大学, 理工学術院, 教授 (80379156)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
加藤 恒昭 東京大学, 総合文化研究科, 教授 (60334299)
岩根 久 大阪大学, 言語文化研究科(研究院), 教授 (50176559)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 情報資源の構築・管理 / 意味属性 / 意味的類似度 / セマンティックWeb / リンクデータ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題の4年目(最終年度)の平成28年度は,主に以下の課題に取り組んだ. (1) 異言語間の概念対応付における候補のフィルタリングと対応関係の自動分類: 日本語の意味資源 (EDR電子化辞書) における概念から,英語の語彙意味資源 (WordNet) における語彙化概念への対応付けを行う方式の検討を行ってきた.今年度は特に,対応付けの候補を求める過程で利用する機械翻訳の精度の影響を詳しく調べ,適用範囲に関する知見を得た.また,候補のランキングだけでは排除しきれない不適切な候補をフィルタリングし,さらに,意味的な対応関係を分類する方式の検討を進め結果,粗い意味分類は可能であるものの,異言語間の,さらには,体系の異なる意味資以上の結果を言語資源に関する代表的な国際会議であるLREC2016にて報告した.(査読付き国際会議:2件) (2) 概念対応付け拡張の検討: 上記により開発した方式を,日本語から英語への方向へと拡張し,さらに,双方向の対応付けを行うことにより,精度を向上させる方式の検討を進めた.また,そのために必要な,英日方向の概念間対応付けデータの整備を進めた. (3) 語義・概念の分散表現の利用: 単語の分散表現と語彙意味資源の構造を利用して,語義・概念に分散表現を与える方式に関し,本課題における有用性について,特に,単語間の意味関係分類への適用,概念想起関係の予測について検討を進めた.(国内会議:3件,査読付き国際会議:2件) (4) 対応付けのリンクデータとしての展開: リンクデータ・セマンティックWebに関する代表的国際会議 ISWC2016 の併設ワークショップとして,本課題に関連性の高い国際ワークショップ (KEKI2016)を実施し,そこでの議論を参考に具体化を進めた.(審査有り国際会議提案:1件)
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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