2015 Fiscal Year Annual Research Report
食用植物由来新規エラジタンニンZeylaniin Aの生活習慣病改善機能
Project/Area Number |
25282020
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Research Institution | Toita Women’s College |
Principal Investigator |
大塚 譲 戸板女子短期大学, その他部局等, 教授(移行) (20135833)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
山口 敬子 日本女子大学, 家政学部, 学術研究員 (00440074)
上田 悦子 鳥取大学, 医学部, 講師 (40335526)
新藤 一敏 日本女子大学, 家政学部, 教授 (80350180)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | Zeylaniin A / エラジタンニン / 生活習慣病改善 / ベトナム食用植物 / 糖尿病 / AGE / MG-H1 / CML |
Outline of Annual Research Achievements |
ベトナム食用植物トラムの糖尿病への効果を調べた。S.zeylanicum葉を粉砕し、MeOHで24 時間抽出を行い濃縮し、残渣を蒸留水に溶解し、各種有機溶媒で液液分配した。残渣の水画分をHP-20カラムクロマトグラフィーにかけて分画し、20%~40%MeOH画分を濃縮し、HPLCで分析を行った。HPLC分析ではエラジタンニンZeylaniin A以外に3成分が認められる混合画分を糖尿病マウスに投与した。遺伝性糖尿病動物KKAyマウス(オス、10週令)を2群に分け7匹には通常の餌(日本クレア株式会社:粉末試料『CE-2』)を11日間投与し、6匹には通常の餌に0.1%になるように上記の混合画分を投与した。実験期間中の体重の変化を測定したのち、解剖を行い。血液中のグルコース濃度と、糖尿病で上昇するといわれている、CML,MG-H1などのAGEsの分析をLC-MS/MSを用いて行った。血糖値は両群とも正常マウスより優位に高く、AGEsの中ではCML,CEL,MG-H1が血液中には認められ、CELは73-129ng/mL、CMLは211-486ng/mL含まれており、MG-H1は38-184ng/mL含まれていた。血糖値の平均値はコントロール群が304mg/dl、ゼーラニーン群が320mg/dl、CELの平均値はコントロール群が101ng/ml、ゼーラニーン群が104ng/ml、CMLの平均値はコントロール群が252ng/ml、ゼーラニーン群が292ng/ml、MGH1の平均値はコントロール群が110ng/ml、ゼーラニーン群が126ng/ml、GH1の平均値はコントロール群が13ng/ml、ゼーラニーン群が15ng/mlであった。 血糖値および、AGE濃度にはZeylaniin A投与の影響は少なかった。今後長期飼育や経口摂取されたAGEの及ぼす影響など明らかにする。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)