2015 Fiscal Year Annual Research Report
インタラクションサイクルの認知科学的分析に基づくスキル学習支援環境
Project/Area Number |
25282055
|
Research Institution | Wakayama University |
Principal Investigator |
曽我 真人 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (60252839)
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
|
Keywords | スキル / 学習支援 / 訓練支援 / 拡張現実感 / 技能 / ヒューマンコンピュータインタラクション |
Outline of Annual Research Achievements |
動作データベースに関する研究については,テニスのスウィングを対象動作とし,その動作を表す語彙を整理するための指針を示した.これは,学習者の動作をシステムで計測して,アドバイス文を提示する場合に,動作と言語の関係を定義しなければならないときに使える.さらに,動作データベースに動作を表す言語や文章を入力して,該当する動作のビデオクリップや動作データを出力するときにも使える. スケッチ学習支援環境に関する研究では,三次元の対象物の上に絵付けの練習を行うシステムをARを用いて構築した.あらかじめ,三次元対象物の形状を計測しておき,対象物と筆のそれぞれにARマーカを取り付けることにより,カメラ映像から,筆と対象物の位置関係をリアルタイムでシステムが把握でき,筆が対象物に触れた場合に,対象物上にARで筆跡を表示するという原理である.この研究成果は,2016年3月19日に開催された教育システム情報学会の特集論文研究会にて発表済みである. AR物体と手指のインタラクションに関する研究では,手指でAR物体をつかんでいるように見える技術の開発と試作システムを構築した.通常,AR表示は,常に最前面に表示されるため,AR物体の手前に実物の手指を表示することはできない.この問題点を克服する技術を開発した.この成果は,2015年の人工知能学会全国大会と,国際会議KES2015にて発表済みである.
|
Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
|