2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
25282086
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Research Institution | University of Tsukuba |
Principal Investigator |
住田 潮 慶應義塾大学, 経営管理研究科(日吉), 特任教授(非常勤) (10236044)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡田 正大 慶應義塾大学, 経営管理研究科(日吉), 准教授 (70327667)
林 高樹 慶應義塾大学, 経営管理研究科(日吉), 教授 (80420826)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | ビッグデータ解析 / 製品組合せ販売 / VOC (Voice of Customers) / アクセスログ / プロファイル・ベクター / テキストマイニング / 単語・文章スコア / 判別アルゴリズム |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、本研究の最終年度に当たり、昨年度までに達成された成果を、より一般的なビッグデータに対して適用し、その有効性を検証することを目指した。具体的には、前年度までに、1)デジタルカメラ、2)映画、3)スマートフォン・アプリという3つの市場を対象に、それぞれの代表的な SNS から e-WOM を具体的に収集してデータベース化した上で、データマイニング・判別アルゴリズム・統計的手法等、多様な分析道具を用いて解析し、日米を中心とする国際比較分析を行うと同時に、e-WOM と製品・サービスの市場における実績との関係を定量的に把握するための方法論を開発した。本年度は、その成果を踏まえ、協力企業から入手した家設備(バスタブ・トイレ・サッシ等)市場の実データに基き、1)営業分析、2)コールセンターで集積される VOC(Voice Of Customers)の内容分析、3)ホームページのアクセスログ分析、の3つをテーマとするビッグデータ解析に取り組んだ。成果としては、6本の論文を執筆し、そのうちの3本の論文は査読付き国際学会論文誌への出版・発表を実現し、残りの3本も査読付き国際学会論文誌に投稿中である。 営業分析では、どのような製品の組合せをどのように営業要員を配置して販売すれば売上を向上させると同時に失注を防げるかを主要テーマとし、VOC 分析では、独自の単語・文章のスコア化アルゴリズムを開発、売上に結びつく潜在可能性の高い VOC とネガティブな内容を持つ VOC を高い確度で自動抽出するアルゴリズムの開発に成功した。アクセスログ分析では、ページアクセスの経路分析を通してコンバージョンに結びつくアクセスの特徴を把握するアルゴリズムを開発した。全体として、前年度までに開発されたプロファイル・ベクターに基づく多様なビッグデータ解析ツールが、他のデータに対しても有効であることを実証した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(4 results)