2014 Fiscal Year Annual Research Report
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25282090
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Research Institution | National Graduate Institute for Policy Studies |
Principal Investigator |
刀根 薫 政策研究大学院大学, 政策研究科, 名誉教授 (00051235)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福山 博文 福岡大学, 商学部, 教授 (80218958)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | DEA / Forecast / Dynamic and Network DEA |
Outline of Annual Research Achievements |
次の3つの実績があった。 (1)各種予測法のDEAによる評価を行った。対象は原油価格を取り上げたが、従来の予測法が単一の基準によって評価されていたので総合的に」どの」予測法が優れているかの判定が困難であった。それに対して、DEAは多基準を採用することが出来るのでより総合的な評価ができることが分かった。そのためSuper-efficiency SBMモデルを適用して判別の精度をより高めた。成果は論文として発表した。(Ouenniche, Xuとの共著) (2)Dynamic DEA with netwok structureについて研究し論文として発表した。この論文は私が提唱したNetwork SBMとDynamic SBMを統合したものである。(筒井との共著) (3)日本の地方自治体病院の効率性をDynamic-Network DEAモデルを用いて分析した。病院を診療部門と管理部門のネットワークとして構造化し2007年から2009年の3年間のDynamicな効率性評価をおこなった。現在施行されている医療改革の効果を実証することが一つの目的であった。その結果、管理部門の効率性は2007年の0.867から2009年の0.851に低下したが、診療部門は0.858から0.870に上昇したことが分かった。成果は論文として発表した。(河口、筒井との共著)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
1. Forecasting methodsをDEAで評価するための基本的な方法を確立した。 2. この方法を原油価格の予測に適用して、各種予測法の長所と短所を明らかにした。 3. Resamplingの基本的な理論を構築した。 4. Non-convex frontiersに対応するDEAモデルを作成し論文化した。
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Strategy for Future Research Activity |
Financial, Energy, Healthcare, Tranportation, Technology forecastの各分野にこれまでの成果を適用する。年度末にWorkshop "Advances in DEA Theory and Applications with Extensions to Forecasting Models" を政策研究大学院大学において開催する。
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Causes of Carryover |
次年度にWorkshopを政策研究大学院大学で開催し、外国から約9名の研究者を招待するために今年度の予算を残した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
2015年12月1-2日にWorkshop on Recent Advances in Theory and Applications with Extensions to Future Forecasting Modelsを開催する。海外からOuenniche, Xu (UK),Johnson, Anderson (USA),Sahoo (India), Chang, Yu (Taiwan), Paradi, Yang (Canada)を招待する予定です。
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Research Products
(11 results)