2015 Fiscal Year Annual Research Report
皮膚疾患判定を格段に進展させるESRイメージング法の構築
Project/Area Number |
25282124
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Research Institution | Hirosaki University |
Principal Investigator |
中川 公一 弘前大学, 保健学研究科, 教授 (00244393)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
澤村 大輔 弘前大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (60196334)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 生体計測 / 電子スピン共鳴 / イメージング / 皮膚科学 / 皮膚疾患 / 生体情報 |
Outline of Annual Research Achievements |
電子スピン共鳴(ESR)イメージング装置のデータ取り込みと画像化、および、模擬(ファントム)試料と皮膚疾患サンプルを用いた2次元イメージング測定と画像化を試みた。 模擬試料は、安定ラジカルである 1,1-diphenyl-2-picrylhydrazyl (DPPH)で作成した。このDPPHファントム試料による測定で磁場勾配の強さ等を見積もり、ファントム画像の解析を行った。また、画像処理用ソフトで観測データを2次元画像にする試みをした。 また、皮膚試料のESR測定と2次元イメージング測定を進めた。スピンプローブは、一鎖型脂肪酸である5-DSA(5-doxylstearic acid)を使用した。シアノアクリレートで皮膚角層をガラス板(4 mm x 7 mm)に貼り付けた後、約50μMのスピンプローブ液を採取角層に滴下し37 ℃の恒温で約60分インキュベーション後、蒸留水で過剰なスピンプローブを洗浄除去し、ESR測定を実施した。尋常性乾癬の結果は、健常者の値と比較検討した。また、提供のあった皮膚疾患に対する薬剤の効果を測定したところ、治療後のスペクトルはコントロールのスペクトルとほとんど同じで塗り薬による皮膚構造の改善が、ESRスぺクトルから確認できた。 更に、ファントムや脂溶性スピンプローブで前処理した皮膚サンプルを用いた2次元イメージング測定を行い、測定データを画像化した。得られた結果から皮膚乾癬では、角層構造的に特異な部位があることが画像から判別できた。これらの結果は、すでに、皮膚科学の学術誌に発表した。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(23 results)
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[Presentation] X-band ESR imaging for foodstuffs2015
Author(s)
Hideyuki Hara, Kouichi Nakagawa
Organizer
The 3rd Awaji International Workshop on Electron Spin Science and Technology: Biological and Material Science oriented Application (3rd AWEST 2015)
Place of Presentation
Awaji Island (兵庫県、淡路市)
Year and Date
2015-06-15 – 2015-06-17
Int'l Joint Research
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