2015 Fiscal Year Annual Research Report
スマートフォンと画像を利用した食生活モニタリングシステムの開発・実践・検証
Project/Area Number |
25282205
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
相澤 清晴 東京大学, 情報理工学(系)研究科, 教授 (20192453)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
瀧本 秀美 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 栄養疫学研究部, 部長 (50270690)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 食事記録 / マルチメディア / 画像処理 / スマートフォン / ユーザスタディ |
Outline of Annual Research Achievements |
研究実績を以下に列記する. (1)FoodLogデータの蓄積:2013年7月に一般利用に公開したFoodLogの食事記録データは,一年後の2014年7月には100万件を越える大規模データとなり,2015年3月時点では,200万件を越え, 2015年9月では,300万件を越えるものとなった.. (2)FoodLogデータの解析ツールの開発と解析:収集した食事記録データを最大限に活用し,記録の解析を行った.ユーザ入力は,自由な新規入力も多く含む.デフォルトのデータベースの食事品目数は2千程度にもかかわらず,現在17万件を越える異なる食事品目名が含まれている.前年度には,食事品目名を,単語分解し,その中から代表的な単語を自動で抽出するツールを開発した.本年度は,所与の食事名を単語に分解し,単語の類似する食事名をデータベースから選出し,その単語のグループに対して生成したワードグラフの最小パスを求めることで,単語の組み合わせによる代表名を抽出する手法を導いた.この代表名は,食事記録の統計などの解析に利用しうる. (3)食事ログ画像の検出:所与の画像に食事が含まれているかどうかという検出課題のために,公開されているデータセットをもとに評価データセットを作り,深層学習による検出精度についての評価を行った.95%~99%の高い精度での検出が可能であることを示した.また,データ依存性についても評価し,異なるデータセット下での学習の分類器では5%強の低下があることを確認した. (4)食生活改善の支援のための検証実験の準備:健康な男女35名を対象として食事記録ツールFoodLogで検証実験を行った.対象者をアプリ利用群とコントロール群に割り付け,12週間の実験を行った.利便性,機能,インタフェースなどに関してのフィードバックを得た.
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Presentation] 階層的な食事分類に関する基礎検討2015
Author(s)
加賀谷北斗, 堀口翔太, 天野宗佑, 相澤清晴, 小川誠
Organizer
電子情報通信学会 データ工学研究会
Place of Presentation
神奈川県,横浜市,神奈川工科大横浜オフィス
Year and Date
2015-09-24 – 2015-09-25
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