2014 Fiscal Year Annual Research Report
ω3系脂肪酸と集団認知行動療法によるうつ状態の増悪予防法の開発
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25282207
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Research Institution | Nagasaki University |
Principal Investigator |
調 漸 長崎大学, 保健・医療推進センター, 教授 (40264220)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡村 尚昌 久留米大学, 高次脳疾患研究所, 助教 (00454918)
田山 淳 長崎大学, 障がい学生支援室, 准教授 (10468324)
濱崎 景 富山大学, 医学部公衆衛生学講座, 准教授 (50533494)
中谷 直樹 東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 講師 (60422094)
曽根 稔雅 東北福祉大学, 健康科学部, 講師 (60515500)
林田 雅希 長崎大学, 保健・医療推進センター, 准教授 (70264223)
小川 豊太(濱口豊太) 埼玉県立大学, 保健医療福祉学部, 教授 (80296186)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | Ω3系脂肪酸 / 心理介入 / うつ |
Outline of Annual Research Achievements |
2年目(平成26年度)には,1年目のプレスタディの結果検討後,対象のリクルート及び無作為化を行った。リクルート後(現時点で18名),ω3脂肪酸+心理介入と心理単独介入(+プラセボ)の2介入に軽度・中程度の抑うつ症状を有する者を均等に割り付けた。なお,性別と年齢は割り付け調整要因とした。年度後半(9月から),ω3脂肪酸+心理介入群と心理単独介入群を対象として,本試験(介入)を開始した。本試験に使用したサプリメントは、プレスタディと同様のω3系脂肪酸サプリメントであり,ドコサヘキサエン酸とエイコサペンタエン酸の合剤である。1日量は,DHA換算で約1.5gであった。プラセボは植物油ベースに魚油3%を加えたカプセルを用意した。介入前と介入から3ヵ月後の介入終了時点(介入後)の2点において、うつの評価を実施した。現目標リクルート数を目指してリクルートを継続している状態である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本試験の目標リクルート数にまだ到達していない。
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Strategy for Future Research Activity |
現在、目標リクルート数に到達させるために、研究期間を延ばす倫理審査を受けている。
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