2015 Fiscal Year Annual Research Report
亜熱帯島嶼地域における思春期女子児童生徒の身体活動に関する実態把握と介入調査研究
Project/Area Number |
25282223
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Research Institution | Kyoto University of Education |
Principal Investigator |
小林 稔 京都教育大学, 教育学部, 教授 (70336353)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
笹澤 吉明 琉球大学, 教育学部, 准教授 (50292587)
高倉 実 琉球大学, 医学部, 教授 (70163186)
遠藤 洋志 琉球大学, 教育学部, 教授 (90369926)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 運動 / 思考力 / 判断力 / 尺度 / 体育 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度は、中学生の運動場面での思考力と判断力に着目し、中学校体育授業における「思考力・判断力の自己評価尺度」を策定した。思考力・判断力に着目した理由は、思春期女子特有の運動全般に対する特徴的な傾向がみられないかを確認するためである。「情報収集」「学び合い」「工夫・計画」「向上心」「学習成立の基盤」の5因子20項目を抽出した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
基本的には、計画にそった進捗状況であること。ならびに、身体活動に関するポピュレーションアプローチとしての体育授業の重要性はいうまでもないが、現在、学校教育では、思考力・判断力が重視されており、平成27年度においては、それに関する先導的な尺度を開発・公表しており、研究全体として順調であると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
発達的な特徴や地域(沖縄)の特徴を洗い出すには、隣接する発達段階や他地域との比較検証を行うことが必須であると考えている。
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Research Products
(5 results)