2015 Fiscal Year Annual Research Report
中日文化協会上海分会と関連文学者・文化人に関する基礎的・総合的研究
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25284052
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Research Institution | Osaka Gakuin Junior College |
Principal Investigator |
竹松 良明 大阪学院大学短期大学部, 経営実務科, 教授 (30249396)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
鈴木 将久 一橋大学, その他の研究科, 教授 (00298043)
山崎 眞紀子 札幌大学, 公私立大学の部局等, 教授 (00364208)
戸塚 麻子 滋賀文教短期大学, その他部局等, 准教授 (10711450)
関根 真保 立命館大学, 公私立大学の部局等, 講師 (20708698)
大橋 毅彦 関西学院大学, 文学部, 教授 (60223921)
趙 夢雲 東大阪大学, 公私立大学の部局等, 教授 (80390152)
木田 隆文 奈良大学, 文学部, 准教授 (80440882)
高綱 博文 日本大学, 公私立大学の部局等, 教授 (90154799)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 中日文化協会 / 戦時上海 / グレーゾーン / 上海日日新聞 |
Outline of Annual Research Achievements |
申請時には研究計画のうちに入れてなく、平成25年4月より出版社からの依頼を受けて急遽研究計画に追加した「上海日日新聞」の文芸・文化記事細目の作成作業については、当初の予定が大幅に遅れたが平成27年度末までには全10人による細目作成作業がほぼ終了し、現在最終確認作業の段階にある。㈱丸善によるDVD版細目の完成は本年8月頃の予定である。 主たる研究目的である中日文化協会についての上海及び揚子江流域の主要都市における資料調査に関しては、平成27年度は9月と平成28年2月に調査旅行を実施し、9月には全5人で上海档案館・蔵書楼図書館・漢口図書館・武漢大学図書館などに赴き、翌年2月には全5人で上海図書館・蔵書楼図書館・蘇州档案館・蘇州図書館を調査した。 平成25年度以降の資料調査の結果などを踏まえて、平成27年10月3日~4日に奈良大学を会場として、日本上海史研究会と中日文化研究会との共催による国際シンポジウム「戦時上海におけるメディア―文化的ポリティクスの視座から―」を開催した。このシンポジウムでは中国の復旦大学・東華大学・上海社会科学院から研究者の招待発表があり、日本側からも計13人の発表が行われ、さらに会場からの質疑応答を交えた活発なディスカッションが行われた。 この3年間の研究の一つの集大成として、本科研メンバーの大部分が執筆した論文集『戦時上海のメディア』(研文出版、2016年9月刊行予定)があり、さらに『アジア遊学』の〈戦時・上海・グレーゾーン〉特集(2016年冬予定)にも本科研メンバーの多くが執筆する。この『アジア遊学』の企画を基に、ワークショップ「戦時・上海・グレーゾーン―抵抗と協力のはざまで―」を2016年5月7日に慶応大学で行った。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(29 results)