2016 Fiscal Year Annual Research Report
Solution of the mixture situation of the territorial problems and the fishery issues: Reseach on the territory as a living area
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25285054
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Research Institution | The University of Shimane |
Principal Investigator |
福原 裕二 島根県立大学, 総合政策学部, 教授 (30382360)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 国際関係史 / 領土 / 漁業 / 生活圏 / 北方領土・竹島・尖閣諸島 / 北東アジア / 韓国・北朝鮮・中国(台湾)・ロシア / 国際情報交換 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、従来より研究代表者が取り組んで来た研究課題の新資料の発掘と入手、調査対象の多元化とその実現可能性とに鑑みて構想された。その目的は、第一に、日韓/日中(日台)/日ロ両国政府・関係自治体のそれぞれの「領土」にまつわる取り組みと漁業に関わる政策の史的展開、第二に、地域・人びとにおける公共財としての海洋の漁業秩序形成のあり方を考察し展望することである。 その最終年度にあたる平成28年度は、①最終年度に向けた国内外研究協力者とのミーティング、②追加的な海外調査、③成果公表のための学術セッションの開催と報告、④調査記録の整理、原著論文・報告書の執筆を実施した。具体的には、4月21日に学内で研究会を開催し、国内外研究協力者とのミーティングを行うとともに、前年度までの研究成果を取りまとめ、「心の問題から見たボーダースタディーズ」と題する報告を行った。また、6月11日~12日、8月3日~10日、12月2日~4日にそれぞれ上海、モスクワ(及びタタールスタン)、北京に赴き、追加的な海外調査を遂行した。さらに、5月28日~29日には「人間文化研究機構ネットワーク型基幹研究プロジェクト北東アジア地域研究推進事業北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター拠点スタートアップ学術会議」を開催し、その一セッションとして「環(めぐ)りの海から北東アジアの諸課題を探求する」と題する座談会を実施した。加えて、12月9日と3月24日、3月27日には大阪経済法科大学麻布台セミナーハウス、広島国際会議場、韓国・高麗大学校グローバル日本研究院のそれぞれに於いて研究成果発表を行った。こうした研究実績を重ねる一方、原著論文・報告書の作成・公表に向け取り組んでいる中途である。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(9 results)