2015 Fiscal Year Annual Research Report
貧困削減政策のプロジェクト設計の改善:構造推計とランダム化比較試験を用いて
Project/Area Number |
25285088
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
高野 久紀 京都大学, 経済学研究科(研究院), 准教授 (40450548)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
ションチョイ アブ 独立行政法人日本貿易振興機構アジア経済研究所, その他部局等, 研究員 (40617461)
高橋 和志 上智大学, 経済学部, 准教授 (90450551)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | マイクロファイナンス / 契約デザイン / 教育 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、以下の3つのテーマから構成されている。 ①構造推定による貧困層向け健康保険加入の動学意思決定分析 ②RCTによる農業向け小規模金融の可能性 ③遠隔教育の効果と財政自立性の改善 ①に関しては、動学モデルのパラメータの推定の仮定が若干厳しいため、現在モデルと推定手法を再度検討中である。②のRCTによる農業向け小規模金融の可能性については、予定通りベースライン調査、農業用融資とコミットメント融資のフィールド実験、フォローアップ調査を完了し、現在データ分析を進めているところである。従来の伝統的なマイクロクレジットに比べ、農業用融資とコミットメント融資の方が加入率、返済率ともに高かったものの、後者二つの間にどのような違いがあるのかは、現在データ分析を進めているところである。③の遠隔教育プロジェクトについては、データ分析を終え、論文の最終稿が仕上がる段階にあり、まもなく国際学術雑誌に投稿する見込みである。遠隔教育の効果とその異質性、スケジューリングの重要性、財政自立性を高めるために授業料の負担を求めても、それが貧困層をより除外するようなことは起きない、という結果が明らかになった。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)