2013 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
25285216
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (B)
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
堀内 達夫 大阪市立大学, 文学研究科, 客員教授 (40135273)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
赤星 まゆみ 西九州大学, 子ども学部, 教授 (50150975)
綾井 桜子 十文字学園女子大学, 人間生活学部, 准教授 (70350189)
池田 賢市 中央大学, 文学部, 教授 (40222880)
岩崎 久美子 国立教育政策研究所, 生涯学習政策研究部, 総括研究官 (10259989)
岩橋 恵子 志學館大学, 法学部, 教授 (70248649)
上里 正男 山梨大学, 教育学研究科(研究院), 教授 (80193788)
上原 秀一 宇都宮大学, 教育学部, 准教授 (70515965)
大津 尚志 武庫川女子大学短期大学部, 幼児教育学科, 講師 (40398722)
大場 淳 広島大学, 高等教育研究開発センター, 准教授 (50335692)
坂倉 裕治 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (60318681)
坂本 明美 山形大学, 地域教育文化学部, 准教授 (40400535)
鈴木 規子 東洋大学, 社会学部, 准教授 (50610151)
園山 大祐 大阪大学, 人間科学研究科, 准教授 (80315308)
夏目 達也 名古屋大学, 高等教育研究センター, 教授 (10281859)
藤井 佐知子 宇都宮大学, 教育学部, 教授 (50186722)
藤井 穂高 筑波大学, 人間総合科学研究科(系), 教授 (50238531)
古沢 常雄 法政大学, キャリアデザイン学部, 名誉教授 (30061211)
細尾 萌子 近畿大学, 教職教育部, 講師 (70633808)
松原 勝敏 高松大学, 発達科学部, 教授 (70243532)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 教育学 / フランス / 保守政権 / 教育改革 |
Research Abstract |
全体会議(8月と12月)を開いて、本研究計画の最終目標を設定して、共同研究成果の公刊を目指すことを確認した。近年のフランス保守政権下における教育改革について、①政策理念、②幼児・初等教育、③中等教育、④職業教育、⑤高等教育、⑥教員養成・研修、⑦インクルーシブ教育、⑧社会教育・生涯学習の専門領域に再編成して、全体会議及び領域別グループ会議を開き、それら領域の調整と研究課題の整理と確認を行った。専門領域別では、大統領選挙、保革政権下の行財政計画(政策理念班)、義務教育における学力、リテラシーの問題(幼児・初等教育班)、コレージュ・リセの優先教育政策、公民教育・コンピテンシーの問題(中等教育班)、職業バカロレア、高大接続等の問題(職業教育班)、大学改革全般、大学とGEの関係等(高等教育班)、養成課程の実態、フレネ教育の研修等(教員養成・研修班)、特別支援教育の枠拡大と差別・障害児教育の問題(インクルーシブ教育班)、フランスとEUの継続教育/社会教育(民衆教育)と学校外教育(社会教育・生涯学習班)など、検討すべき課題として整理された。なお、フランス実地調査に関しては、初年度は校務等の都合により、1件しか実施できなかったが、次年度(2014年)には、積極的に行えるよう研究計画(幼児・初等教育、政策理念、インクルーシブ教育、社会教育・生涯学習、職業教育の5領域)に弾力性を持たせるようにした。また、適宜、研究発表会を開催して各領域の研究成果の共有を図れるように運営に工夫を凝らすことにした。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2回の全体会議(総会)と1回の領域別研究打合せ会議を開き、それらの討議を通じて、領域別と全体の研究課題及び具体的な研究計画が確認できた。
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Strategy for Future Research Activity |
前述した各分担者と領域別の研究課題が遂行できるように、実地調査、文献・資料の収集と研究会議の具体的な計画を立案する。これらを通じて、フランス保守政権下で行われた教育改革について、その全体像を把握することを企図する。なお、学校経営の領域については、連携研究者を中心に検討することにした。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
分担研究者による打合せ会議用旅費について未処理な場合があった。また調査期間の短縮、調査日程の調整、本務校の業務上の都合による調査の未実施などもあった。その他に、購入予定図書入荷の遅れと見直しという事態も生じた。 今年度中の早い時期に物品(関係図書や機器)注文とその入荷に努める。また、各専門領域の打合せ会議の開催、調査の実施についてはしかるべき妥当な時期を決めて実施する。
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Research Products
(18 results)