2014 Fiscal Year Annual Research Report
As-S(Se)ナノファイバを用いた非線形ファイバグレーティングの開発とその応用
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25289101
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| Research Institution | Shizuoka University |
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Principal Investigator |
李 洪譜 静岡大学, 工学研究科, 准教授 (90362186)
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| Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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| Keywords | 応用光学・量子光工学 / 光デバイス・光回路 / 光信号処理 / 電子デバイス・機器 / 光ファイバセンシング / ナノ光ファイバ / 非線形光デバイス |
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| Outline of Annual Research Achievements |
光ファイバのコア部分に周期的な屈折率変化を書き込んだファイバ・グレーティングは、波長多重(WDM)光通信システムや光ファイバ・センシングシステムに不可欠な光デバイスである。本研究では、我々はここまで開発した多チャンネル・高性能ファイバ・グレーティングの作製技術を更に発展させ、高非線形係数（光カー係数n2）を有するカルコゲナイドマイクロ・ナノ光ファイバを用いられ、チャンネルが多くしかも長さが短いダイナミック・グレーティングを実現し、小型化、高性能化とその次世代広帯域・超高速フォトニクス通信システムに不可欠な全光学的非線形デバイスへの応用を目指す。
今迄主な研究進展は以下の通りである。(1)炭酸ガスレーザーによる長さ３０ｃｍの光ナノファイバの作製を成功させた。(2)螺旋状長周期ファイバ・グレーティグによる温度と歪み同時測定センサーの実現を提案した。(3)螺旋状ナノファイバグレーティングの新たな設計・作製法を提案した。(4)カルコゲナイトファイバを用いた非線形光微小球共振器の作製法を開発した。(5)ファイバ・グレーティグによる光パルスの多重再生と任意波形発生器を提案した。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
1: Research has progressed more than it was originally planned.
Reason
研究はほぼ研究計画の通り進められている状況である。又、螺旋状ナノファイバグレーティング及び誘導ブリアン散乱による多チャンネルダイナミック・グレーティングの提案は研究計画以外の新たな発展である。
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| Strategy for Future Research Activity |
研究計画の通り、多チャンネルナノファイバグレーティングによる全光学スイッチング、可変全ファイバパルス波形発生器及び光パルス整形器への応用を目指す伴い、螺旋状ナノファイバグレーティングの作製法及び誘導ブリアン散乱による多チャンネルダイナミック・グレーティングの実現を全力する。
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