2016 Fiscal Year Annual Research Report
Evolutional Conservation Planning for Cultural Landscapes with Dynamic Authenticity to be illustrated at 4-dimension-perception and its visualization
Project/Area Number |
25289205
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
神吉 紀世子 京都大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70243061)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中尾 史郎 京都府立大学, 生命環境科学研究科(系), 准教授 (10294307)
小浦 久子 神戸芸術工科大学, 芸術工学部, 教授 (30243174)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 動的オーセンティシティ / 文化的景観 / 可視化 / ボロブドゥール / 旧日根荘 / 国際研究交流 / 価値体系 / 地域主体 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度に完了の予定であった研究であるが平成28年度6月に開催される国際会議で成果発表するスケジュールのために一部を延長したものである。6月12~16日にブタペストで開催された、the Budapest International Conference on Tourism and Cultural Landscapes-Towards A Sustainable Approach(The UNESCO UNITWIN Network for Culture, Tourism, Development等主催)においてインドネシア・ボロブドゥール事例を中心とした発表、チェコ・プラハで6月13~17日に開催されたWorld Multidisciplinary Civil Engineering-Architecture-Urban Planning Symposium(WMCAUS 2016)において、プラハ事例調査を中心とした発表を行った。ブダペストでは、観光産業の拡大が世界各地の文化的景観遺産地域で発生している状況を踏まえ、オーセンティシティの捉え方が改めて厳密に議論され、我々の発表は総括討論において「Dynamism of Planning、Planning of Dynamism」提案として位置づけられた。これは空間×時間による4次元の履歴を理解する景観認識とそれを説明するキュレーションの役割をフィールドスクール活動の成果を通じて報告したことに対して示されたものであり、研究を通じて提唱している方法が研究者コミュニティから一定の賛同を得たとみている。プラハでの発表では現代史を反映した文化的景観といえる社会主義時代のパネラーク集合住宅開発地において行った居住者WSの結果から、社会変動のなかでも各時代を通じた真実性認識が居住者の間で形成され得ることを発表した。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(3 results)