2014 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
25293148
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Research Institution | University of Fukui |
Principal Investigator |
佐藤 一博 福井大学, 医学部, 准教授 (40262620)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
土橋 邦生 群馬大学, 保健学研究科, 教授 (00241894)
皆本 景子 熊本大学, その他の研究科, 助教 (00381012)
上田 厚 熊本大学, その他の研究科, 名誉教授 (10040198)
稲寺 秀邦 富山大学, その他の研究科, 教授 (10301144)
梅村 朋弘 愛知医科大学, 医学部, 講師 (10401960)
竹下 達也 和歌山県立医科大学, 医学部, 教授 (20150310)
大槻 剛巳 川崎医科大学, 医学部, 教授 (40160551)
中平 浩人 新潟青陵大学, 看護福祉学部, 教授 (40217758)
亀尾 聡美 群馬大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (40312558)
中地 重晴 熊本学園大学, 社会福祉学部, 教授 (50586849)
青山 公治 鹿児島大学, 医歯(薬)学総合研究科, 講師 (70117472)
日下 幸則 福井大学, 医学部, 教授 (70135680)
吉田 貴彦 旭川医科大学, 医学部, 教授 (90200998)
柴田 英治 愛知医科大学, 医学部, 教授 (90206128)
福島 哲仁 福島県立医科大学, 医学部, 教授 (90208942)
田村 太朗 福井大学, 医学部, 助教 (90509291)
金山 ひとみ 福井大学, 医学部, 助教 (60377249)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | アレルギー・ぜんそく |
Outline of Annual Research Achievements |
ICCVAM TEST METHOD EVALUATION REPORTの動物実験データ(LLNA)にある471の皮膚感作性物質及び非感作性物質(コントロール)を対象として、K step Yard (KY) Sampling法(U.S. Patent No.7725413, 2010)及び1 model KY法(U,S, Patent Application)により定性的皮膚感作性構造活性相関(QSAR)モデルを作成し、第21回日本免疫毒性学会(徳島)、第44回日本皮膚アレルギー接触皮膚炎学会(仙台)、第27回日本動物実験代替法学会(横浜)及びEuroQSAR2014(St Petersburg, Russia)、ESID2014(Plague, Czech)で発表した。 日本産業衛生学会許容濃度等委員会感作性小委員会により親委員会に提案された新規感作性物質が正式に感作性物質となった。 日本職業環境アレルギー学会ガイドライン作成委員会により協和企画より出版された「職業性アレルギー疾患診療ガイドライン2013」がAllergology International誌で英文化された。 日本動物実験代替法センター皮膚感作性資料編纂委員会委員として、in vitro皮膚感作性試験であるDirect Peptide Reactivity Assay (DPRA)、ARE-Nrf2Luciferase Test Method(KeratinoSens)及びhuman-Cell Line Activation Test(h-CLAT)の評価を行った。これらの評価書は日本動物実験代替法学会(AATEX)ーJACVAM誌に掲載予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
喫緊の課題である皮膚感作性試験の代替法確立については、新規のKY法および1モデルKY法により皮膚感作性QSARモデルを作成し、in vitro試験についてはDPRA, ARE-Nrf2 Test Method, h-CLATの評価が行えた。 職業性アレルギー疾患診療ガイドラインが英文化した。
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Strategy for Future Research Activity |
喫緊の課題である皮膚感作性試験の代替法の確立については、LLNAのEC3値に基づいた皮膚感作性定量的構造活性相関(QSAR)モデルを開発する。皮膚感作性in vitro試験については、我国発のh-CLAT, IL-8 Luc Assayの妥当性の検証など評価を進めOECDのガイドライン化につなげる。 感作性物質のリスト拡大については、許容濃度等委員会に提案された新規化学物質の感作性の評価の妥当性を検証する予定である。
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Causes of Carryover |
研究計画に比べて、旅費額が低くなったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
更に充実した研修学会参加を行い使用する予定である。
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Research Products
(11 results)