2016 Fiscal Year Annual Research Report
健康関連認知行動の変容を促すモバイルヘルスプログラムの開発と実証研究
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25293150
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
古川 壽亮 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90275123)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
下寺 信次 高知大学, 医歯学系, 准教授 (20315005)
渡辺 範雄 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (20464563)
米本 直裕 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 助教 (90435727)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | うつ病 / 健康関連行動 / モバイルヘルス |
Outline of Annual Research Achievements |
生活習慣病にまつわる健康関連認知行動の変容を促す効果的なアプローチとして、認知行動療法が注目されている。しかし、認知行動療法は特別の訓練を要し施術可能な医療技術者が限られているため、多数の患者に提供することは困難である。そこでわれわれはスマートフォンを利用した普及型の認知行動療法を開発し、生活習慣病に関連した大きなリスクファクターの一つであるうつ病に対して標準治療とのあいだで比較する無作為割り付け比較試験を実施し、①両者の有効性を比較し、②各治療への適応の予測因子を検討すべく研究を進めた。平成26年9月から名古屋市立大学病院および高知大学病院およびその関連クリニックの計4施設でパイロット試験を開始し、27年9月からは北海道病院、東邦大学病院、広島大学病院およびその関連クリニック・病院の合計20施設に参加施設を広げて、患者のエントリーを進めた。その結果、当初予定よりも約半年遅れではあるが、9月に予定症例数164例のエントリーおよび追跡を終了し、29年1月にデータを固定した。現在解析を進めているが、もう数ヶ月かかる見込みである。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
当初予定よりも約半年遅れではあるが、9月に予定症例数164例のエントリーおよび追跡を終了し、29年1月にデータを固定した。現在解析を進めているが、もう数ヶ月かかる見込みである。
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Strategy for Future Research Activity |
現在鋭意解析、および論文執筆を進めており、29年度中には学会発表および論文発表に進む予定である。
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Causes of Carryover |
臨床試験への症例のエントリーが予定よりも遅れたため、当初予定よりも約半年遅れで、9月に予定症例数164例のエントリーおよび追跡を終了し、29年1月にデータを固定した。現在解析を進めている。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
データ解析およびその補助、および研究成果の報告に使用する予定である。
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