2016 Fiscal Year Annual Research Report
Development of Quality Improvement Strategies for Care of Chronic Pain in Long-term Care Facilities
Project/Area Number |
25293462
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
山本 則子 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (90280924)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高井 ゆかり 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (00404921)
五十嵐 歩 東京大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (20595011)
齋藤 繁 群馬大学, 医学(系)研究科(研究院), 教授 (40251110)
鈴木 みずえ 浜松医科大学, 医学部, 教授 (40283361)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 質改善 / 医療療養病床 / ケアの質 / 高齢者 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、ケアの質向上の介入を3種試みた。まず、地域病院において事例検討会を試みた。またLong-term Care研究会を立ち上げ事例研究ワークショップおよび発表を実施した。さらに、パーソンセンタードケアの日本の施設での有用性を検討した。 慢性疼痛のケアの質向上のための我々のアプローチは、教育や実践方法の組み換えではなく、ケアスタッフと研究者が共催する事例検討会による、ケアの意義・価値へのスタッフの気づきと自己効力感の向上を通じた質向上である。月に一度の検討会の継続的試みから持続可能なプログラムを探索し、参加者へのインタビュー調査により評価した。この事例検討会では、効果的な支援の実践事例を振り返る。当初は、ケアの意義・価値に関する概念化から自らの実践に価値を見出すことを狙った。しかしインタビュー調査において、概念化は敷居が高く意義が見出しにくいという指摘を受けた。そこでより平易にし、実践の優れた点、参考にしたい点などをグループで話し合い共有するという事例検討会の基本枠組みを構築し、数回の試行をへてこれが実践現場になじむ感覚を得た。事後評価として全スタッフ対象の調査を計画した。 また、一昨年に実施したインタビュー結果に基づき、施設を超えたケアの質向上の取り組みとしてLong-term Care Quality研究会を立ち上げ、第1回の研究会を開催した。研究会では事例研究方法についてのワークショップと、看護実践の事例検討を3件発表しグループワークで看護実践の意義・意味について話し合った。研究会前後に調査を実施して効果を検討した。 さらに、パーソンセンタードケア実施プログラムも検討し、介入前後を比較した。短期効果は一部に見られたが、これも今後長期評価を継続の予定である。 このほか、昨年度までの調査の分析を継続し、査読付き学術誌への投稿を2件、学会発表を5件(うち国際学会1件)実施した。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(7 results)
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[Presentation] Case Conference as a Tool for Elder Abuse Prevention: A Facility-University Joint Project.2016
Author(s)
Yamamoto-Mitani, N., Takai, Y., Saito, Y., Igarashi, A., Ishii, A., Jojima, H., Futami, A., Nakano, H
Organizer
The Geronotogical Society of America
Place of Presentation
New Orleans, USA
Year and Date
2016-11-18 – 2016-11-20
Int'l Joint Research
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