2017 Fiscal Year Annual Research Report
Study on the improvement of oral care in the elderly at home and menopausal women by collaboration with dental professionals
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25293469
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Research Institution | Chiba University |
Principal Investigator |
岡田 忍 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (00334178)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
日下 和代 東京歯科大学短期大学, 歯科衛生学科, 教授 (00149254)
森 恵美 千葉大学, 大学院看護学研究科, 教授 (10230062)
石井 邦子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 教授 (70247302)
麻生 智子 千葉県立保健医療大学, 健康科学部, 講師 (80248848)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 口腔ケア / 訪問看護 / 高齢者 / 歯科専門職 / 更年期女性 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成29年度は、訪問看護師を対象とした研修と訪問看護での活用を目的とした口腔ケアポケットガイドの作成、更年期女性の歯周病関連菌や口腔の健康状態と口腔保健行動の関連についての調査を実施した。 訪問看護師を対象とした研修では4ヵ所の訪問看護ステーションから計6名の参加があり、うち2ヵ所から研修の活用状況、1ヵ所から研修後に口腔ケアに取り組んだ事例について報告があった。回答者はいずれも研修での学びを利用者の口腔ケアに活用し、自身の口腔ケアの技術が向上した、歯科専門職との連携について理解・関心が深まったと回答していた。研修のみで訪問看護利用者で多く見られる口腔の問題解決に有用な歯科専門職の知識・技術の伝達は不十分と判断し、研究協力者の歯科専門職者とともに訪問看護の現場に携帯可能なA5サイズ30ページのポケットマニュアルを作成し、訪問看護ステーションや高齢者施設に無料で配布した。 更年期女性に関しては、歯科医院受診者28名、地域の更年期女性15名、計43名について、石井らが作成した口腔保健行動・口腔の健康状態に関する質問紙と歯周病関連菌について調査を行なった。対象者の唾液10μL中の総細菌数は2×105~3.5×107、P.gingivalisは17名(39.5%)、T.forsythensisは43名(100%), T.denticola は24名(55.8%)から検出され、検出菌数はそれぞれ18~4.3×104、39~3.6×104、12~2×103であった。A.actinomycetemcomitansは検出されなかった。調査票の回答との関連では、P.gingivalis、T.denticolaの検出菌数が多くなるほど口腔の健康状態が悪化していた。また、歯科衛生士からの支援の経験がある者は、経験のない者に比べて、有意にP.gingivalisの検出菌数が少なかった。
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Research Progress Status |
平成29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
平成29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)